...サイズが八寸の器を買いました...
...お寿司屋さんで八寸盛り合わせを注文しました...
...食卓に八寸以上のものが並びました...
...和食の料理には八寸皿を使うことが多いです...
...祖母が昔は八寸足らずで生まれたと言っていた...
...そんなら八寸にしときませう...
石川啄木 「鳥影」
...川身に直徑八寸ばかりなる圓き穴五つあり...
大町桂月 「杉田の一夜」
...根本の直徑七八寸もあり...
大町桂月 「十和田湖」
...七八寸ぐらいある傀儡(にんぎょう)のようなものがぐったりとなっていた...
田中貢太郎 「雷峯塔物語」
...桂馬の旗は銀將と替へられて三人目に出たのは黒革の胴に堅めた七八寸(ママ)いて引込む姿を見おくつた時は見物人は男のために拍手するものはなかつた...
長塚節 「撃劍興行」
...それから神楽坂(かぐらざか)の毘沙門(びしゃもん)の縁日(えんにち)で八寸ばかりの鯉(こい)を針で引っかけて...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...これだよ」平次はそう言って袖の中から七八寸の青竹...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...明治時代は二尺八寸がお定まり...
長谷川時雨 「きもの」
...向(むこう)は鯛のあらい、汁は鯉こく、椀盛は若と蓮根、焼物は藻魚(もうお)の空揚げ、八寸はあまご、箸洗い、という献立だった...
久生十蘭 「ユモレスク」
...太さは根元から八寸ばかりのところで周囲まさに九寸を算するから...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...右の画四十七丈七尺八寸...
南方熊楠 「十二支考」
...八寸余った長さである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...(第二十)径一尺九寸八分、丈八寸二分、脚台八角...
柳宗悦 「工藝の道」
...五尺七八寸位あったように思う...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...重蔵は無理とは反抗せず尺八寸の小太刀を柳の柔軟さにして扱ううちさすが不敵の玄蕃の面色もようやく蒼白んできたうえ...
吉川英治 「剣難女難」
...――柄(つか)に八寸の徳...
吉川英治 「剣の四君子」
...五尺七八寸もあらうかと思はれる大男で...
若山牧水 「山寺」
...あるいは絹八寸五分に当たるのである...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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