...八千(はつせん)の途(みち)...
泉鏡花 「花間文字」
...八千歳(やちとせ)ながき來(こ)し方の古裝束(ふるよそほひ)を脱ぎすべし...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...「整理」が一万八千四百四十点...
薄田泣菫 「茶話」
...愈々(いよ/\)名妓八千代が菅家(すがけ)へ輿入(こしいれ)のその当日...
薄田泣菫 「茶話」
...財閥からの献金を公認候補に八千円の五千円のと軍資金に分配して...
高見順 「いやな感じ」
...それから機関はタービン式で六万八千馬力出る...
寺田寅彦 「話の種」
...日々八千有余名の学生を出入せしむる現在の収容力...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ただ高度八千フィートの付近に熔岩流をのがれたところが...
中谷宇吉郎 「黒い月の世界」
...八千石の大身の興廃に関わることと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弥惣は何かの事情で八千両の隠し場所を嗅ぎ出し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...振向きもせずに八千兩の小判と睨めつこをしてゐた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...英国側は濠洲航路のために造られた超巨船一万八千九百十四トンの「グレート・イースターン」を大西洋に動員した...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...やがて彼等を愉快な移民とするだろう思え!八千キロを疾走する赤い列車が赤軍を満載して生産の動脈をゆする×動の響きを島々の突端にどよもす日孤島の政治囚の憂鬱な対岸の鉄扉にまで軋みを伝える日母なる間島をつらぬく満州=高麗の主線に対して東洋××(2)の最后の鋲をぶったつける北方の腕となる日を!栗鼠はむっくり首をあげ...
槇村浩 「ダッタン海峡」
...小山内八千代さんの「門の草」といふ文集を...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...「雨」に至つては「八千代集」中最も短いものではあるが...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...一體(たい)天台(てんだい)一萬(まん)八千丈(ぢやう)とは...
森鴎外 「寒山拾得」
...監視隊などの総勢一万八千が...
吉川英治 「新書太閤記」
...(今暁、佐久間勢八千、間道より中入りを遂げ、大岩砦の瀬兵衛苦戦)と、早馬をもって告げて来たのである...
吉川英治 「新書太閤記」
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