...この頃は気象全般にわたって...
海野十三 「地球盗難」
...其他の諸科学全般に於てもこの点に余り大した相違がないのである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...社会科学全般に根本的な影響を与えた自然法は...
戸坂潤 「科学論」
...初めてそれは全般に対して意味ある問題となることが出来る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...ひろく社会全般にわたって専門家を糾合しようとしたのであり...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...知情意全般に亘る教養を高めなければならないので...
豊島与志雄 「塩花」
...話の全般に気を配り...
豊島与志雄 「程よい人」
...物性論全般につながっている問題である...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...社会思潮の全般にわたって興ったところの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...まだ家政の全般に亘つては彼に手出をさせなかつたけれど...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...またほとんど全般に亙って...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現代文学の全般に見られる社会認識...
宮本百合子 「現代文学の広場」
...少女を誘拐するとかいふことに全力をそそいで生き智識全般に亘つた周到な用意の下に常にさまざまな犯層を削り立ててゐるかも判りません...
室生犀星 「帆の世界」
...日本の焼物全般に絵附の衰えた今日...
柳宗悦 「沖縄の思い出」
...民藝全般に拡大せねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...悲しむ者は皆吾に従え」といったような熱烈な調子で、人類全般に、あらゆる悪事をすすめる文句がノベタラに書いて御座います...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
...庶物崇拝(フェティシズム)の高い階段としての偶像崇拝全般にわたってではない...
和辻哲郎 「偶像崇拝の心理」
...「もののあはれ」が人生全般にひろまるのは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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