...真理に就いて(又その哲学観全般についても)自から称する通り...
戸坂潤 「辞典」
...例の大仕掛けの国民精神総動員(之は文部省単独の仕事ではなく内政全般に渡る責任によるものだが)を別としても...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...ひろく社会全般にわたって専門家を糾合しようとしたのであり...
戸坂潤 「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」
...藩地全般にそうなのであるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...全般に於てそうなのである...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...跳躍とトラック競技の全般に共通な問題として...
中谷宇吉郎 「スポーツの科学」
...もう全般にわたって...
中谷宇吉郎 「雪」
...及び人生の全般に於ける詩の地位が...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...価値意識の全般にかかるところの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...それらはいずれも分量が少なく或る一時代の音韻全般にわたってこれを知ることは出来ない...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...吾々はこの一文にある計算は合衆国全般には適用し得るとは考え得ず...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...国民全般に俺達の考えを充分に植えつけ戦争に反対させる事が出来なかった...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...少女を誘拐するとかいふことに全力をそそいで生き智識全般に亘つた周到な用意の下に常にさまざまな犯層を削り立ててゐるかも判りません...
室生犀星 「帆の世界」
...家事全般にわたる権威は好きな間じゅう私のものにして置くつもりです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...民藝全般に拡大せねばならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...領内全般にわたる大災で...
山本周五郎 「契りきぬ」
...佛教全般にわたつても...
吉川英治 「折々の記」
...戦略地全般にたいして七分の利を占め...
吉川英治 「新書太閤記」
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