...不思議な話で全篇が満ちて居ります...
稲垣巖 「父八雲を語る」
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上村經吉 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
...この全篇を通じて探偵小説らしい伏線は...
海野十三 「軍用鼠」
...稍々長き短篇小説『少年』の全篇は尽くこの肉体上の惨忍と恐怖とによつて作り上げられたものであるが...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...実は全篇が優れた一つの長詩であるからであろう...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...そういう発想法はガリヴァ全篇のなかで繰返されています...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...論者諸賢のため全篇通読の便利を計り...
福沢諭吉 「学問の独立」
...全篇一脈の音楽的リズムに依つて渾然と飽和されてるぢやないか...
牧野信一 「スプリングコート」
...ただし中にはそんなのでもない文章も交っているから全篇が皆有用の文字だとは私は決して言わない...
牧野富太郎 「植物記」
...極めて拙文のままその全篇を掲げて...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...「踊子」中の季節推移の美しさはよく全篇の卑猥の物語を救つて余りあるもの...
正岡容 「浅草燈籠」
...冷静に全篇を通読なさい...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...正直さが全篇にあふれている...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第九巻)」
...それ故「或る女」全篇の読後感は...
宮本百合子 「「或る女」についてのノート」
...即ち、永保元年に謫せられた正氏が、三歳のあんじゆ、当歳のつし王を残して置いたとして、全篇の出来事を、あんじゆが十四、十五になり、つし王が十二、十三になる寛治六七年の間に経過させた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...自身この『地名の研究』の全篇を精読せられたのみならず...
柳田國男 「地名の研究」
...太平記の全篇はまさに悲歌そのものだ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...この「作者の企画の専制」は全篇を通じて著しい...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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