例文・使い方一覧でみる「全篇」の意味


スポンサーリンク

...全篇の中でも恐らくは最も落付かないものである...   全篇の中でも恐らくは最も落付かないものであるの読み方
阿部次郎 「合本三太郎の日記の後に」

...況して全篇を通じて呼吸の一致を感じ通すことなどは殆んどない...   況して全篇を通じて呼吸の一致を感じ通すことなどは殆んどないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...全篇悲惨の調を帯び悲哀惨憺たる記事を以て満たさる...   全篇悲惨の調を帯び悲哀惨憺たる記事を以て満たさるの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...哀愁が心の全篇を貫いているところは文学的に相当の価値を認めてよい...   哀愁が心の全篇を貫いているところは文学的に相当の価値を認めてよいの読み方
谷崎潤一郎 「三人法師」

...技巧でない生気が全篇に漲つてゐるといつて好い...   技巧でない生気が全篇に漲つてゐるといつて好いの読み方
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」

...誇張して言えば全篇が挿話の連続であり...   誇張して言えば全篇が挿話の連続でありの読み方
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」

...全篇の梗概を知了した上は...   全篇の梗概を知了した上はの読み方
土井晩翠 「「イーリアス」例言」

...興味の上において全篇を貫く重みのあるものは論外であるが...   興味の上において全篇を貫く重みのあるものは論外であるがの読み方
夏目漱石 「作物の批評」

...然し所々に寫生的の分子多きために不自然を一寸忘れさせるが手際なり)虚子曰く狐の話面白し全篇あの調子で行けばえらいものなり(漱石曰く全篇大概はあの調子なり)要するに虚子は寫生文としては寫生足らず...   然し所々に寫生的の分子多きために不自然を一寸忘れさせるが手際なり)虚子曰く狐の話面白し全篇あの調子で行けばえらいものなり要するに虚子は寫生文としては寫生足らずの読み方
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」

...そういう意氣のところばかしで全篇を通しているのだから...   そういう意氣のところばかしで全篇を通しているのだからの読み方
平山蘆江 「大菩薩峠芝居話」

...全篇を通じて驚嘆の調子をもつて...   全篇を通じて驚嘆の調子をもつての読み方
牧野信一 「風媒結婚」

...「踊子」中の季節推移の美しさはよく全篇の卑猥の物語を救つて余りあるもの...   「踊子」中の季節推移の美しさはよく全篇の卑猥の物語を救つて余りあるものの読み方
正岡容 「浅草燈籠」

...全篇がその五月にもたれた「ナップ」第三回大会報告となっている...   全篇がその五月にもたれた「ナップ」第三回大会報告となっているの読み方
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十巻)」

...コンポジションは全篇の大体をこしらえておく必要があるので...   コンポジションは全篇の大体をこしらえておく必要があるのでの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...それは全篇を通じて流れて居り...   それは全篇を通じて流れて居りの読み方
矢内原忠雄 「読書と著書」

...精神異常者でなければトテモ書けないと思われるような気味の悪い妖気が全篇に横溢(おういつ)しております...   精神異常者でなければトテモ書けないと思われるような気味の悪い妖気が全篇に横溢しておりますの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...全篇を纏(まと)めるにあたって...   全篇を纏めるにあたっての読み方
横光利一 「上海」

...太平記の全篇はまさに悲歌そのものだ...   太平記の全篇はまさに悲歌そのものだの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

「全篇」の読みかた

「全篇」の書き方・書き順

いろんなフォントで「全篇」


ランダム例文:
   騒がしく   ステート  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
不適切   安全第一   補償金  

スポンサーリンク

トップへ戻る