...彼女はまるで全知全能の神のように振る舞っている...
...神は全知全能です...
...全知全能の存在は人間の理解を超える...
...私たち人間には全知全能の力はありません...
...この問題について、彼女は全知全能のように正しい答えを出した...
...しかし彼女は全知である...
芥川龍之介 「少年」
...『星の影響を否定する者はまた神の全知と摂理を抗議するものでもあり...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...断然われわれの全知能を総動員してドイツの科学の進歩...
石原莞爾 「最終戦争論」
...全知全能の国家の政権獲得を夢みている...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...全知全能の國家の政權獲得を夢みてゐる...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...或るひとりの全知全能の者に見破られ...
太宰治 「人間失格」
...翌九四年大著『全知識学の基礎』(Grundlage der gesamten Wissenschaftslehre, 1795)に著手した...
戸坂潤 「辞典」
...医者を恨むであろうか? ――神は全知全能だから...
永井隆 「この子を残して」
...全知全能全愛の神が宇宙を保ち司っている...
永井隆 「この子を残して」
...そのみ業のつねに賛美せられ給うべき全知全能のおん父より出ずる力ではございますまいか...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...それを通して全知全能なる神を賛美するのみです...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...もし世の中に全知全能(ぜんちぜんのう)の神があるならば...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...最初のたった一つの言葉がわたくしの全知覚を奪い...
西尾正 「墓場」
...この国民の全知的な生活を結びつけ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...監督の全知全能ぶりにはすきがあることを示しているのだったが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...即ち、全ての知覚は相互に異なっているし、宇宙の中の他の一切のものとも異なっているので、全知覚は、また別個でありかつ分離できる...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...現実世界に於ける全知全能の神様なのだ」……と……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...遺憾ながらそれに期待してゐられない憂惧を全知識人がいま痛切に抱いてゐることも事實である...
吉川英治 「折々の記」
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