...私のけがは全癒した...
...全癒するまでに時間がかかります...
...彼女は交通事故の後、全癒した...
...病気が完全に全癒するまで、仕事は控えめにしてください...
...ケガは全癒するまで自己管理が大切です...
...初発患者が発見(みつか)つてから、二月足らずの間(うち)に、隔離病舎は狭隘を告げて、更に一軒山蔭の孤家(ひとつや)を借り上げ、それも満員といふ形勢(すがた)で、総人口四百内外の中、初発以来の患者百二名、死亡者二十五名、全癒者四十一名、現患者三十六名、それに今日の診断の結果で復(また)二名増えた...
石川啄木 「赤痢」
...初發患者が見附かつてから、二月足らずの間に、隔離病舍は狹隘を告げて、更に一軒山蔭の孤家(ひとつや)を借り上げ、それも滿員といふ形勢で、總人口四百内外の中、初發以來の患者百二名、死亡者二十五名、全癒者四十一名、現患者三十六名、それに今日の診斷の結果で又二名増えた...
石川啄木 「赤痢」
...今後先生の病いよ/\全癒の上は...
石河幹明 「福翁自伝」
...全癒せざるはないと吹聴しておった...
井上円了 「おばけの正体」
...祈願の力によって全癒せる証拠を人に示さんためである」と打ち明けたる由...
井上円了 「おばけの正体」
...されども汝は不治と称せし病の全癒せし例の多くあるを知らざるなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...痔疾が全癒に近づいてから...
徳田秋聲 「水ぎわの家」
...傷のいよいよ全癒に向かうに満足を表して去りし後...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...しかし全癒したから退院するのでないこと...
外村繁 「澪標」
...江戸趣味は万事天明(てんめい)ぶりありがたし/\冬来るや気儘頭巾(きままずきん)もある世なら御病気御全癒のほどこの際一日千秋の思(おもい)に御座候...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...風邪全癒...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...そうして前よりも軽く穴が残るんです」「心細いですな」「なに十中八九は癒るにきまってます」「じゃ本当の意味で全癒というと...
夏目漱石 「明暗」
...一週間もすれば全癒するだらう」と云ふことであつた...
葉山嘉樹 「万福追想」
...医者が頑癬(たむし)の異態だろうとて薬を傅(つ)けても今に全癒せぬが...
南方熊楠 「十二支考」
...姫宮が全癒(ぜんゆ)あそばしたので僧都も山の寺へ帰ることになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...丸ビルは全癒三ヶ年の重傷を受けた...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...諸君の神経衰弱が全癒(なお)り過ぎては却(かえ)って有害だからこの辺で大略する...
夢野久作 「近世快人伝」
...それとなく幸子の病いの全癒を報らせる方に話の傾きがちになるのには...
横光利一 「旅愁」
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