...彼の漫画は完結しているので、全巻揃えて読むことができる...
...「この携帯小説は全巻無料で読めるよ...
...彼は原作漫画の大ファンで、全巻揃えている...
...彼は完本の漫画を全巻コレクションしている...
...◯今全巻四十二章を左表の如く分類することが出来る...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...とにかく全巻を通じて無常を説き遁世(とんせい)をすすめ生死(しょうじ)の一大事を覚悟すべしと説いたものが甚だ多い...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...なんとなれば全巻を通じて簡単な代数式一つなく...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...あたかも静寂な暮れ方の空をいろどる夕ばえのごとき明るくはなやかなさびしさをもって全巻のカデンツァをかなでることになっているのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...レーニンが巨細に分析し批判した処である(『唯物論と経験批判論』の全巻を通覧)...
戸坂潤 「科学論」
...C ハイデッガーに対する批判はザウエルランドの全巻を通じて出て来ない筈です...
戸坂潤 「読書法」
...全巻を改板(かいはん)する事になるから...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...全巻の字数およそ三万六千字なれば...
野村胡堂 「胡堂百話」
...その人物は全巻を通じて何十人という人間を斬り殺したり...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...……この『東京恋慕帖』全巻をつうじて...
正岡容 「寄席風流」
...繰り返していうが「牡丹燈籠」全巻を通じて最も活き活きと描かれてるのはこの相川新五兵衛ではあるとおもう...
正岡容 「我が圓朝研究」
...全巻には三種の系図を包容してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)」全巻凡(おほよそ)四十九頁(けつ)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...全巻揃いを蔵置する所が多くなった...
柳宗悦 「四十年の回想」
...『日本紀』の全巻を通じて...
柳田国男 「海上の道」
...全巻十三篇、すべて兵法の要諦(ようてい)を説いたものらしい...
吉川英治 「三国志」
...そのくせ、当代、和歌では、藤原範綱といえば、五指のうちに数えられるほど著名な人物であるし、また末弟(すえ)の宗業も、天才的な名筆で、早くから、写経生(しゃきょうせい)の試験には合格し、十七歳のころには、万葉集全巻を、たった十日で写したというので、後白河帝の御感(ぎょかん)にもあずかったほどな、秀才なのであった...
吉川英治 「親鸞」
...全巻中での歴史的な場面である...
吉川英治 「随筆 新平家」
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