例文・使い方一覧でみる「全山」の意味


スポンサーリンク

...烈風が全山をゆるがす勢いで全身に吹きつけ...   烈風が全山をゆるがす勢いで全身に吹きつけの読み方
田中英光 「箱根の山」

...香春岳全山は禁猟地で...   香春岳全山は禁猟地での読み方
種田山頭火 「行乞記」

...全山の清澄な空気と無限の寂(しず)けさへ向って喚びかける...   全山の清澄な空気と無限の寂けさへ向って喚びかけるの読み方
中井正一 「うつす」

...雲と霧とが濛々(もうもう)として全山をこめた時...   雲と霧とが濛々として全山をこめた時の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...それも全山灰の下になって...   それも全山灰の下になっての読み方
中谷宇吉郎 「天地創造の話」

...北海道の全山野を埋めて...   北海道の全山野を埋めての読み方
中谷宇吉郎 「雪三題」

...しかも全山密林で蔽はれてるので...   しかも全山密林で蔽はれてるのでの読み方
野上豐一郎 「キフホイザー」

...箱根全山の緑は老いて...   箱根全山の緑は老いての読み方
野村胡堂 「大江戸黄金狂」

...街の中央に、百三十メートルほどの高さで聳えている城山(しろやま)は、全山、豊富な樹木に掩われていて、緑の瘤のようだ...   街の中央に、百三十メートルほどの高さで聳えている城山は、全山、豊富な樹木に掩われていて、緑の瘤のようだの読み方
火野葦平 「花と龍」

...忽(たちま)ち全山の裾を円形に取り包んで縮まって来た...   忽ち全山の裾を円形に取り包んで縮まって来たの読み方
横光利一 「日輪」

...そしてその持場持場を全山にわたる旗と陣幕とで区切りあっていた...   そしてその持場持場を全山にわたる旗と陣幕とで区切りあっていたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...全山の焼討ちと、僧俗すべての大殺戮(だいさつりく)が無言の答えとして敢行された...   全山の焼討ちと、僧俗すべての大殺戮が無言の答えとして敢行されたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...限られた眼界の草木や道を見て全山の評をしているに過ぎない...   限られた眼界の草木や道を見て全山の評をしているに過ぎないの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...朝の間、ちょっと、太陽を見たが、そのうちにまた、乳いろの霧が、全山全軍、すべての視界をつつんだ...   朝の間、ちょっと、太陽を見たが、そのうちにまた、乳いろの霧が、全山全軍、すべての視界をつつんだの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...全山の仲間からも支持されて...   全山の仲間からも支持されての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...わあっと全山は笑いに揺れた...   わあっと全山は笑いに揺れたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...一絲掩はぬ富士の全山を其處から見ると云ふことは不能であつた...   一絲掩はぬ富士の全山を其處から見ると云ふことは不能であつたの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

...全山僧徒の鏖殺を敢行したのも彼である...   全山僧徒の鏖殺を敢行したのも彼であるの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「全山」の読みかた

「全山」の書き方・書き順

いろんなフォントで「全山」


ランダム例文:
御忍び   躍動   体得する  

縁起がいい言葉・漢字一覧|無料で使える日本語表現集

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
一発屋   有害図書   青切符  

スポンサーリンク

トップへ戻る