...其の全力でもつてピストンを押す...   
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」 
...一四)飯君は知つてゐるか全力で働いて頭の疲れたあとで飯を食ふ喜びを赤ん坊が乳を呑む時...   
千家元麿  「自分は見た」 
...全心全力で打てば...   
種田山頭火  「其中日記」 
...全力でお救いする所存...   
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「サセックスの吸血鬼」 
...わたくしは全力で漕いで素早く曲がり...   
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「自転車乗りの影」 
...全力で忘れるとしよう...   
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」 
...だが、庄吉は「危いっ、お嬢さんっ」と、叫びつつ、振りとばされそうなのを、全力で――襟へ、左手を、右手の二の腕で、刀の手を押えて、脚は、脚へ――そして、歯と、顎とへ、全身の力を込めて、月丸の肩へ、かぶりついてしまった...   
直木三十五  「南国太平記」 
...他方が思い出すために全力で努めることがある...   
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」 
...全力で特定の面を指示することもない...   
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」 
...全力で責任を果たせば...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」 
...全力で便宜を図ります...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」 
...全力で役をやれ...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」 
...「全力で行け...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」 
...まことに隙なく燃焼しつつある二人が全力で美しく愛情を支え合っているときにも...   
横光利一  「旅愁」 
...総毛だつおののきをこらえるのに全力で...   
吉川英治  「江戸三国志」 
...雲霧を全力で離さなかった...   
吉川英治  「雲霧閻魔帳」 
...全力でかかることになりました...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...全力でこれを撃つべきです」衆議は...   
吉川英治  「新書太閤記」 
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