...ゾウのからだ全体では...
江戸川乱歩 「おれは二十面相だ」
...だがこの均衡の結果(?)として生ずる全体で三億円の負担激増が...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...全体ではなく又体系でもないからである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...指示するには他との区別を必要とするからもはや全体ではない...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...何となれば領域は一つの全体であったから)...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...それが一般であり全体であるということから...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...そのどっしりとした身体全体で...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...全体で三百八十万冊の書籍に対して相互研究の便宜の道と...
中井正一 「国会図書館の窓から」
...――この声についての証言全体ではなく――その証言のなかの特異な点を...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...あのナンセンスは春団治の生活全体であつたから...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...流石にこの人のは人間全体心全体身体全体でぶつかつてつくつてゐる...
正岡容 「大正東京錦絵」
...労働者は全体で千何百人かいる...
宮本百合子 「明るい工場」
...全体で三ですから二を今...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...学校全体で話しあったり...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...そして全体で己の前にいるのか...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...国民が全体で平(たい)らに繁栄してきたように...
柳田国男 「木綿以前の事」
...そうして身をちぢめながら躯全体でふるえていた...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...」十室ちかくある家全体で...
横光利一 「夜の靴」
便利!手書き漢字入力検索