...全く以て真剣なんです...
海野十三 「不沈軍艦の見本」
...憚りながら、御一命をお助けしたと云うのは決して某の過言ではない、今申すような訳でござるが、しかし御辺は、実以て何も御存じないのでござるかと、息を凝らし、膝を詰め寄せてのお話に、兵部殿は返す言葉もなく、暫く呆然としておられましたが、全く以て、存じもよらぬことを承る、何を申すも近頃は外様者(とざまもの)のようなお扱いを受け、左様なことの御相談に携わる暇はござりませねど、それを知らずに過したとあっては如何にも罪は免(まぬか)れられぬ、お上のお憎しみはお道理でござる、此のお詑(わ)びにはこれから精々気を附けて御注進に及びましょうと、お答えなされましたとやら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...全く以て申しわけがない」「先生...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く以てわたくしたちまで見違えてしまうでござりましょう」「その通りじゃ」そうして馬を打たせて...
中里介山 「大菩薩峠」
...暑いことは全く以てたまりませんや...
中里介山 「大菩薩峠」
...「全く以てあのマダム・シルクときた日には...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く以て小娘は油断ができない」と...
中里介山 「大菩薩峠」
...全く以て滑稽なこととなる...
中原中也 「我が詩観」
...大概機嫌も惡くなりますよ」ガラツ八は全く以ての外の機嫌でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺は本當に腹を立てるよ」錢形平次は全く以ての外の氣色でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...全く以て呆れた度胸だが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...御女儀(ごにょぎ)さまのお居間へなぞ――全く以て思いもかけませぬ――」「その物がたさは感じ入るが――しかし...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...全く以て恥暴(さら)しだ...
南方熊楠 「十二支考」
...そのような物は全く以てぞんじませぬ」「とぼけまい...
吉川英治 「私本太平記」
...全く以て異常な吸収力を見せた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...全く以て効果的な堡塁を築き上げたのだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...全く以て忌まわしいチョ=チョ人が一人...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...全く以て無意識かつ無分別な逃走であり...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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