例文・使い方一覧でみる「全く」の意味


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...全く見当がつかない...   全く見当がつかないの読み方
海野十三 「深夜の市長」

...全く新たなる恐怖が私の魂を圧し縮めた...   全く新たなる恐怖が私の魂を圧し縮めたの読み方
江戸川乱歩 「火星の運河」

...七十三それから十風は東京の俳友などゝは全く交際を絶つて了つて一年餘り新聞社の會計で辛抱して居たが遂にそれをも止めた...   七十三それから十風は東京の俳友などゝは全く交際を絶つて了つて一年餘り新聞社の會計で辛抱して居たが遂にそれをも止めたの読み方
高濱虚子 「俳諧師」

...やはり全く違っている...   やはり全く違っているの読み方
太宰治 「フォスフォレッスセンス」

...全く彼女の支配下にある...   全く彼女の支配下にあるの読み方
豊島与志雄 「好意」

...残暑は全く去って単衣(ひとえ)の裾(すそ)はさわやかに重ねる絽(ろ)の羽織の袂(たもと)もうるさからず...   残暑は全く去って単衣の裾はさわやかに重ねる絽の羽織の袂もうるさからずの読み方
永井荷風 「雨瀟瀟」

...全く例外なんでございます...   全く例外なんでございますの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...全く静かな深夜の空気を少しも動かすではありません...   全く静かな深夜の空気を少しも動かすではありませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...全面にわたって星のようにチカチカと細かい火花が飛ぶので全く驚いてしまった...   全面にわたって星のようにチカチカと細かい火花が飛ぶので全く驚いてしまったの読み方
中谷宇吉郎 「球皮事件」

...全く小野氏(うじ)だけが御力ですな...   全く小野氏だけが御力ですなの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...全く、嫌いな物を食べることは、胃腑の中へ捨てるようなものだろう...   全く、嫌いな物を食べることは、胃腑の中へ捨てるようなものだろうの読み方
古川緑波 「駄パンその他」

...「煙リモ見エズ 雲モナク……」彼は全く自己流の怪し気な口調で喚きながら...   「煙リモ見エズ 雲モナク……」彼は全く自己流の怪し気な口調で喚きながらの読み方
牧野信一 「サクラの花びら」

...優品である温州ミカンに圧せられて盛衰全く地を代えてしまった...   優品である温州ミカンに圧せられて盛衰全く地を代えてしまったの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...以前には全く芸術的だったに相違なかった...   以前には全く芸術的だったに相違なかったの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」

...夫に死なれてから全くの一人身であった...   夫に死なれてから全くの一人身であったの読み方
宮本百合子 「秋の反射」

...そのギリシアとペルシア支那文化のとけ合った全く独特の都会というのも...   そのギリシアとペルシア支那文化のとけ合った全く独特の都会というのもの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...今までとは全く違った会であったと思える...   今までとは全く違った会であったと思えるの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...全くかすれきったせいせい声で...   全くかすれきったせいせい声での読み方
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「全く」の読みかた

「全く」の書き方・書き順

いろんなフォントで「全く」

「全く」の英語の意味


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