...七月のなかばに葉子はそこに入院する事になったが...
有島武郎 「或る女」
...それから愈入院するまでには...
石川啄木 「第十八號室より」
...入院するよりも、直接ここに来ればよかった...
梅崎春生 「幻化」
...自ら進んで入院するなんて...
梅崎春生 「凡人凡語」
...甚五はとうとう入院することになりました...
梅崎春生 「凡人凡語」
...近親者が入院する時の...
谷崎潤一郎 「細雪」
...細君の実家の子供が激烈な感冒に罹って神田のS病院へ入院することになりました...
谷崎潤一郎 「途上」
...三浦内科に空室があるので午後三時頃入院するというので志んは準備に帰宅した...
寺田寅彦 「病中記」
...入院する時私も送って行ったけれど...
徳田秋声 「縮図」
...とく子は近くの産科の医院に入院する...
外村繁 「澪標」
...北大病院へ入院することになった...
中谷宇吉郎 「湯川秀樹さんのこと」
...十月二十日(日曜)北野病院へ入院する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...入院すると、子供を除いて他は誰でも一週間乃至二週間ぐらゐを収容病室で暮さなければならない...
北條民雄 「癩院記録」
...「じゃもうすぐ入院するようにしるから」済生会病院へ行くことになった...
宮本百合子 「刻々」
...そしたら入院するというさわぎです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...入院するほうがいいと云われたが...
山本周五郎 「季節のない街」
...すこし社会的に著名な人物なぞがK大の耳鼻科に入院すると...
夢野久作 「少女地獄」
...入院する危なさを通るのが例である...
横光利一 「旅愁」
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