...最近、入湯税の増税が話題になっています...
...温泉旅行に行くと、入湯税が高くて驚きました...
...入湯税は温泉地の観光振興のために必要な財源だそうです...
...芋粥の馳走になつた上に、入湯が出来れば、願つてもない仕合せである...
芥川龍之介 「芋粥」
...入湯(にゅうとう)に来ていようとは...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...七月一日金鮟鱇(あんこう)や小光が鍋にちんちろり虚子先生座右○明治四十一年七月四日(封書)拝啓 また余計な事を申上て済みませんが小光入湯の所は少々綿密過ぎてくだくだしくはありませんか...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...貴族邸の入湯設備中微温湯をテピダリウムと称し...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...田舎からの入湯客は一日に五升も六升も飲むさうな...
種田山頭火 「行乞記」
...私には入湯気分といつたやうなものはないが...
種田山頭火 「行乞記」
...家康湯の島へ入湯のこと...
中里介山 「大菩薩峠」
...魚津の人とかが入湯に来たといううわさだし...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...もっとも鼠と一緒に入湯するのでは外の御客が困るので...
中谷宇吉郎 「鼠の湯治」
...魚の我水に帰りし心地して湯舟にあれば春雨ぞ降る魚になつた様な気持がして、とは誰もがいふであらう、入湯と春雨、よく調和したいい気分である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...されどもまず米の相場を一両に一斗(と)と見込み、この割合にすれば、たとい塾中におるも外に旅宿するも、一ヶ月金六両にて、月俸、月金、結髪、入湯、筆紙の料、洗濯の賃までも払うて不自由なかるべし...
福沢諭吉 「慶応義塾新議」
...一旦(いったん)帰ってまた入湯に往ったという...
二葉亭四迷 「浮雲」
...ゆっくり入湯、渓流を見下して中々いゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...十二時、入湯して、朝食...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...二月十八日(金曜)八時に起される、入湯して、カツラをつけ、宿屋の脇の釣橋の上を歩くとこ、その上の会話、三カット、寒さにふるへ乍ら晴れ間/\を狙って撮る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...よく寝て、十時半迄何も知らず、すぐ入湯、朝食――サービスはスロウで昼食になってしまったが、待望の味噌汁、カマボコ、肉が一皿、うまい/\...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...月江様が入湯中も...
吉川英治 「江戸三国志」
...長距離電話の利く処に行っていたんじゃア入湯の気持はせぬ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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