...兵役に入営する。...
...彼は今月末に入営する予定だ...
...入営前には健康診断が必要だ...
...この国では男性は兵役に入営することが義務づけられている...
...入営後の生活には厳しい規律が求められる...
...片足をなくしては小作百姓もできないので――小供は餓(ひも)じさを訴え乍らもふとっていった五人の子供は入営した次男は青島の役で戦死した...
今村恒夫 「アンチの闘士」
...こんど卒業と同時に入営と決定したそうで...
太宰治 「十二月八日」
...君が入営して一週間目くらいに...
太宰治 「未帰還の友に」
...長谷川君はその野砲連隊に入営中...
田中貢太郎 「戦死者の凱旋」
...明日は入営の別宴の唄声がおそくまできこえた...
種田山頭火 「其中日記」
...入営はすぐに戦線につながっていた...
壺井栄 「二十四の瞳」
...入営に餞別(せんべつ)でも貰った家へは...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...兵隊さんの出代(でがわ)りで、除隊を迎えると、直ぐ入営送りだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...(大正元年 十一月十五日)入営辰(たつ)爺(じい)さん宅(とこ)の岩公(いわこう)が麻布聯隊に入営する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...二人とも来年入営する筈であったので...
原民喜 「翳」
...弟の入営を郷里まで見送りその帰りに日和下駄を一足買って戻った...
原民喜 「忘れがたみ」
......
前田普羅 「普羅句集」
...その部屋の三方には祝入営竜巻雪太郎君と筆太に認められた幟の幕に囲まれてゐた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...一月○日十日に入営する隆ちゃんより来信...
宮本百合子 「寒の梅」
...島田では達治さん御入営後...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...隆ちゃんはもう六ヵ月で入営ですからね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...が八日に赤坂に入営しました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...杉夫と敏ちゃんは入営見送りを兼ねて...
三好十郎 「樹氷」
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