例文・使い方一覧でみる「兢」の意味


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...肩を揺(ゆす)りて気(きお)ひ懸れり...   肩を揺りて気兢ひ懸れりの読み方
泉鏡花 「海城発電」

...命ぜられて々(きょうきょう)と一同の後に続いて昇って行った...   命ぜられて兢々と一同の後に続いて昇って行ったの読み方
海野十三 「電気風呂の怪死事件」

...都の人心は々(きょうきょう)として安き日もなかったのです...   都の人心は兢々として安き日もなかったのですの読み方
江戸川乱歩 「黒手組」

...その人が戦々々負債を恐れるという一節に...   その人が戦々兢々負債を恐れるという一節にの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...春三郎は戰々々として唯此一撃を恐れつゝあつたので體の肉の慄(おのの)くのを覺えた...   春三郎は戰々兢々として唯此一撃を恐れつゝあつたので體の肉の慄くのを覺えたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...戦々々(きょうきょう)として明かし暮らしぬ...   戦々兢々として明かし暮らしぬの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...決してわが佐倉宗五郎(さくらそうごろう)の如き戦々々たるの比に非(あら)ざる事を知れり...   決してわが佐倉宗五郎の如き戦々兢々たるの比に非ざる事を知れりの読み方
永井荷風 「矢立のちび筆」

...実際はその享楽家的な外貌(がいぼう)の下に戦々々(せんせんきょうきょう)として薄氷(はくひょう)を履(ふ)むような思いの潜んでいることを...   実際はその享楽家的な外貌の下に戦々兢々として薄氷を履むような思いの潜んでいることをの読み方
中島敦 「悟浄歎異」

...いまだに戦々々で差支(さしつか)えないと信じているかも知れないんだから...   いまだに戦々兢々で差支えないと信じているかも知れないんだからの読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...更に之を盜賊や詐僞師が刹那の不義の快樂を貪りつゝ而かも戰々々として居るのに喩へてもよろしい...   更に之を盜賊や詐僞師が刹那の不義の快樂を貪りつゝ而かも戰々兢々として居るのに喩へてもよろしいの読み方
原勝郎 「足利時代を論ず」

...戦々々として四辺を見まはしながら...   戦々兢々として四辺を見まはしながらの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...いよ/\今度はわれわれの番だと市民は日夜戦々々としていたのであった...   いよ/\今度はわれわれの番だと市民は日夜戦々兢々としていたのであったの読み方
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」

...これまた戦々々たる状態にあった...   これまた戦々兢々たる状態にあったの読み方
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」

...明の守徐高麗に使した途上...   明の守徐兢高麗に使した途上の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...彼は戦々々(せんせんきょうきょう)として馳け違いながら立ち働く兵士たちの間から...   彼は戦々兢々として馳け違いながら立ち働く兵士たちの間からの読み方
横光利一 「日輪」

...世界の誰も彼もが戦戦として暮しているという証拠だね...   世界の誰も彼もが戦戦兢兢として暮しているという証拠だねの読み方
横光利一 「旅愁」

...々業々(きょうきょうぎょうぎょう)...   兢々業々の読み方
吉川英治 「三国志」

...戦々々(せんせんきょうきょう)として門を閉じ...   戦々兢々として門を閉じの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「兢」の読みかた

「兢」の書き方・書き順

いろんなフォントで「兢」


ランダム例文:
行政権   茶代   開発される  

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