...良心の麻痺を免れるから...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...死んだおかげで彼は彼の熱心な信奉者ジョルダノ・ブルノ(Giordano Bruno イタリアのノラ Nola で生れたドミニカン僧侶)のような運命に遭うのを免れることができた...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...なんとか免れる途はあるまいか...
海野十三 「深夜の市長」
...災難を免れる唯一の妙法は...
高神覚昇 「般若心経講義」
...人にうつすことだけは免れる...
中里介山 「大菩薩峠」
...世間は暫く彼の広長舌から免れるの自由を得ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この不正なる刑罰を免れるために脱獄を勧めようと思って...
穂積陳重 「法窓夜話」
...奴は死を免れるためなら何でもやります...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...破産を免れるかも知れない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...それにしてもラルフ様は非難を免れることは出来ません...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...その処刑を免れることが出来た...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...イタリアでは殺人犯も神殿に逃れれば罪を免れることが多いので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...食べる人は幾十人あっても皆(み)な体内の手数を免れる...
村井弦斎 「食道楽」
...料理の時少しく手数をかけると胃腸は大手数を免れる...
村井弦斎 「食道楽」
...大勢の求婚者の追求を免れるために彼らに向って...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...此桜の花を見て来た者は地獄の責苦を免れるであらうと...
柳田國男 「信濃桜の話」
...そして彼自身と彼れの資本とをかかる負担を免れる他国に移そうという誘惑はついに不可抗的のものとなり...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...この種の事故を免れることは出来ない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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