...それを免れる爲めに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...誰しも忍び笑ひから免れることはできない...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...みじめな平民たちは自分たちの難儀を自分たちの出来る限り免れるようにするより他(ほか)はなかったのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それらにふたたび陥るのを免れるものではない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...わたしの命令に絶対服従から免れることじゃないのよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...官界につきものの朋党比周(ほうとうひしゅう)の擠陥讒誣(せいかんざんぶ)による地位(あるいは生命)の不安定からも免れることができた...
中島敦 「李陵」
...作者の犀利な観察眼から免れるを得ないが...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...無を豫め内に包含するが故に主體は壞滅を免れるのである...
波多野精一 「時と永遠」
...心理學も亦此を免れる事が出來ない...
増田惟茂 「知的作用と感情と」
...必ずしもそれから確実に免れるとはきまっていない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この状態で支配者たるトルコ人と隣人たるアラビア人の掠奪を免れる能力を増そうと期待するのは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それを体外で少し手数をかけて何か料理に交ぜて使えば胃腸はそれだけの手数を免れるでないか...
村井弦斎 「食道楽」
...埴生は生れながらの軟派であるので免れるのだと思っていたのである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...我々がとうてい免れることができない・どうにもならない・出来事のいとわしさに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何でも彼らには責を免れる恰好の申訳なのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)マルセーユの元老院が女房の嵐を免れるために自殺の許可を仰ぐ者の請願を容(い)れたのは当然であった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...徐々たる不断の侵略を免れることがむつかしかったのだが...
柳田国男 「海上の道」
...葡萄酒に対する租税を免れるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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