...辛くも敗滅の恥を免るゝを得たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...万一「いんへるの」の業火(ごうか)に焼かるる事を免るべし」と...
芥川龍之介 「るしへる」
...その疵瑕(しか)は遂に疵瑕たることを免るべからず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...少しは苦痛を免るゝ心地す...
大町桂月 「春の郊外」
......
田中貢太郎 「愛卿伝」
...人道上残虐の不幸に遭逢せる者を救ハれ豊饒なる吾等の居村を保持して財産を奪掠せらるゝの災厄を免るゝを得バ...
田中正造 「非常歎願書」
...よし一人は免るとも彼らの駿馬兩將をもろとも乘せて陣中に驅け歸ることなかるべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...まだ胎内にある子すら免るべからず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かくて破滅を免るべく各四方(よも)をかへり見る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...如何に彼が苟安(こうあん)を偸取(とうしゅ)したるの譏(そし)りは免るべからざるにせよ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...既に君主となれば貴族階級中の一の機關たる事を免るゝ事が出來ない...
内藤湖南 「概括的唐宋時代觀」
...免るべからざる適法の運命でもあるかの如く...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は犯人が罪を免るるを見ました...
浜尾四郎 「死者の権利」
...禍(わざわい)の全国に波及するに至りては主客ともに免るることを得ず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...太古ノア巨船(アルク)に乗って洪水を免るるを...
南方熊楠 「十二支考」
...ただ飲食便利衰老の煩を免るる能わず...
南方熊楠 「十二支考」
...人民へは汝らこの調印したればこそ刑罰を免るるなれと偽言する...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...これを免るることは出来ない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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