...この報告書は克明に書きまとめました...
...彼女は仕事に対して克明な姿勢を示している...
...彼は細部にわたって克明な説明をしてくれた...
...克明に観察することで、新しい発見があるかもしれない...
...克明な心構えを持って取り組めば、仕事はスムーズに進む...
...加賀産れで丸々と克明な門徒のばアやがもご/\云ひながら挨拶すると...
有島武郎 「半日」
...その友人が相變らず克明にだがうまく世に處して行くのを考へて見てもだ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...克明な點に於いてもここの友人に負けないやうに...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...あれで相当克明(こくめい)でねばり強いから...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...何も夜更(よふか)ししてまで克明に答案を調べるにも及ばない...
薄田泣菫 「茶話」
...そこらに散らばつた銀貨を一つ宛(づつ)克明に拾ひ上げた...
薄田泣菫 「茶話」
...一々克明に窓から外へ投げる事にきめてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...しかもひとたびそれらすべての根據のうち最もすぐれたものを克明に考究し...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...科学が今日のように発達したのは過去の伝統の基礎の上に時代時代の経験を丹念に克明に築き上げた結果である...
寺田寅彦 「津浪と人間」
...克明に指摘したのはヘーゲルであるが...
戸坂潤 「辞典」
...克明に講義したものが...
戸坂潤 「読書法」
...また一方彼は出草を望んでいる者、内地人に反感を抱いている者、そういう自分の腹心たり得る条件を具えている者を探しだしては、克明に秘密に、計画を打ちあけて行った...
中村地平 「霧の蕃社」
...彼は小林に対して克明に律義(りちぎ)を守る細心の程度を示したくなかった...
夏目漱石 「明暗」
...克明に道順をかんがえつつ...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...克明に住所をさがさせる...
久生十蘭 「だいこん」
...ひとつひとつ克明にかなえていったら限(き)りがないが...
正岡容 「小説 圓朝」
...そして、その多くの試練にたちむかう、四人の姉妹の、それぞれちがった性格の描写は、まことに、明暗多彩、克明精細、しかも、この一篇にみなぎる愛と誠とは、いかなる読者の心をも魅了し、感激させずにはおきません...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...少年時分によくも克明にあんな大部な物を読んだもんだと...
吉川英治 「小説のタネ」
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