...それは当主光長(みつなが)の母堂(忠直(ただなお)の奥方にして...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...松平越後守光長が入り...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...越後守光長の首級(しるし)をも貰い受けよう...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...光長はその眼をおりおり庭のほうへやったが...
田中貢太郎 「庭の怪」
...口の長い素焼の銚子を光長の前へ置くなり...
田中貢太郎 「庭の怪」
...光長にはこれと云う不平があると云うわけではなかった...
田中貢太郎 「庭の怪」
...光長はその芒の叢に眼をやっていた...
田中貢太郎 「庭の怪」
...「何者だ」光長は思わず声を出した...
田中貢太郎 「庭の怪」
...何人か来よ」光長が声を出して呼ぶと...
田中貢太郎 「庭の怪」
...光長は起きあがっていた...
田中貢太郎 「庭の怪」
...光長はそれを見るなり...
田中貢太郎 「庭の怪」
...服裝等は土佐光長等が畫き足したるものといはる...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...巨勢(こせ)の金岡(かなおか)もあります、光長も、信実(のぶざね)もあります、土佐もあります、雪舟(せっしゅう)、周文、三阿弥(あみ)、それから狩野家にも古法眼(こほうげん)があります、その後に於ても探幽があり、応挙があり……」「そりゃ、もとより異論もあるだろう、永徳の日本一は、秀吉の日本一のような相場にはなっていないが、拙者は狩野永徳が日本に於て最大の画家であり、古今独歩の名人であることを信じて疑いません――まあ、お聴きなさい、拙者だって、意地でそんなことを言うわけではありません、今日まで、拙者の見たところ、測ったところを論拠として、それを言うのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...公子と花世姫の真影は光長の弟子の光実(みつざね)が写している...
久生十蘭 「無月物語」
...その創立した分家は光長の世となつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...越後中将光長(えちごちゅうじょうみつなが)の封(ほう)を没収して幽閉(ゆうへい)し...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...逸見(へみの)冠者光長などが...
吉川英治 「源頼朝」
...義定、光長も、「元よりの事」と、武田勢に合体した...
吉川英治 「源頼朝」
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