...先陣を切る:チームのリーダーが先頭に立って進むこと...
...先陣を切って:最初に行動すること...
...先陣を切った人:最初に行動を起こした人...
...先陣を切った結果:最初の行動がどういう結果になったか...
...先陣を切って攻める:攻撃、新しいアイデア等に対し、先に行動を起こすこと...
...直情径行といえばすぐに私は宇治川の先陣あらそいでおなじみの梶原源太景季を想い出す...
伊丹万作 「余裕のことなど」
...しか宣んすれば疾風の脚のイーリスかしこみて、 195イデー連峯はせ下り忽ち到るイーリオン、そこに双馬と兵車との上にたちたるヘクトール、プリアモス王うみいでし英武の將を見出しつ、脚神速のイーリスは即ち向ひて陳じ曰ふ、『プリアミデース・ヘクトール、聰明神に似たる者、 200聞け、天王クロニオーンわれを遣はし、かく宣んす、アガメムノーン、敵の王、先陣中に戰ひて、トロイア軍勢打ち破る――これを汝の見る中は、身を退けて加はらず、たゞ衆人に令下し、混戰、猛に敵軍に向ひて奮ひ起たしめよ、 205されど敵王槍を受け、或は飛箭に傷きて、戰車に其身乘せんとき、神は汝に勇力を與へて敵を討たしめむ、かくして汝漕座善きアカイア船に近よらむ、日は沈むべし、夜は寄せむ』しかく陳じて神速の脚のイーリス立ちさりぬ、 210その時武具をヘクトール取りて地上に降りたちつ、鋭利の槍を打ち揮ひ隊伍の間駈けり、戰鬪すべく勵ましぬ、かくて激戰また起る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...先陣にアキルリュウスと戰ふ勿(な)...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...この両箇の先陣が...
中里介山 「大菩薩峠」
...決死的に勢い込んだ先陣の槍先が鈍(にぶ)ったことは確かであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...電燈値下げの殊勲者としては実業の世界社だの都新聞だのというものが先陣を切ったもので...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...先陣をうけたまわった...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...春の風なら柔(やわら)かになでるのだけれど、これは先陣が、つと頬を切ってゆくと、後陣がまた、すいと刺してゆく...
別所梅之助 「雪の武石峠」
...三十間ほどしかない」先陣のまたその最も前方に這(は)い屈(かが)んでいるのは...
吉川英治 「上杉謙信」
...「たれがまず先陣するか」と...
吉川英治 「三国志」
...そういう危険な陰影を持っている人物を先陣に立てて...
吉川英治 「三国志」
...先陣の張(ちょうこう)に会って...
吉川英治 「三国志」
...はやくも秀吉の先陣は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...先陣が江州の柏原(かしわばら)に着いても...
吉川英治 「新書太閤記」
...「敵近き地にある城主がその手の先陣たることは古来弓矢の作法でもあれば...
吉川英治 「新書太閤記」
...たとえば宇治川の先陣に臨むがごとき――曠(はれ)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...戦の先陣に次ぐ誉(ほま)れみたいに...
吉川英治 「源頼朝」
...――この宇治川の先陣...
吉川英治 「源頼朝」
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