...兇変が起こった場所には多くの警察官が集まっていた...
...この事件は突然の兇変だった...
...彼女の態度の変化はまるで兇変のようだ...
...兇変が起こらないように、周りの環境に気をつけよう...
...彼らは兇変の原因を探るために真剣に調べ始めた...
...一同忽ち兇変を悟った...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...忽(たちま)ち続いて起ったあの兇変のために...
中里介山 「大菩薩峠」
...毎度の兇変(きょうへん)は皆政治上の意味を含んで居るから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...二〇この兇変の前にはいろいろの前兆ありき...
柳田国男 「遠野物語」
...そのために財産の大部分を喪い四苦八苦の状態に陥ったまま今回の兇変に遭ったもので...
夢野久作 「二重心臓」
...安藤対馬守(つしまのかみ)の兇変があった...
吉川英治 「脚」
...官兵衛の兇変(きょうへん)につづき...
吉川英治 「黒田如水」
...この兇変に度を失って...
吉川英治 「三国志」
...それと似た兇変が今...
吉川英治 「三国志」
...何で京都の兇変(きょうへん)を...
吉川英治 「新書太閤記」
...――また和睦のことは今暁以来、秀吉の方から急速に運びすすめて来たもので、すでに昨夜あたりは、京都の兇変を、秀吉としては知っていたものに違いなく、それを秘して取り結ばれた調印である以上、たとえ当方で破棄しても、決して毛利家の不信義とは相成らぬ」「いやいや...
吉川英治 「新書太閤記」
...なぜならば、京都の兇変を、今朝もまだ彼が知らないものとすれば、たとえ質子(ちし)を送って来たにせよ、それを知った彼の変心は測(はか)り難(がた)いからである...
吉川英治 「新書太閤記」
...途中の兇変(きょうへん)を怖れてか...
吉川英治 「新書太閤記」
...古廟の前の兇変も...
吉川英治 「新・水滸伝」
...兇変を聞いてから馳けつけたのでは間にあわない――という見通しからである...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今度の兇変についても...
吉川英治 「親鸞」
...内匠頭の兇変(きょうへん)があって...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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