...携へたる握飯を午食に充つ...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...其肥料には、人糞を充つ...
大町桂月 「東京の近郊」
...澤田子二錢の芋を買うて午食に充つ...
大町桂月 「春の筑波山」
......
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...今は大派本願寺に借して説教所に充つるとぞ...
内藤湖南 「寧樂」
...圓※相並びて讀經の聲普く堂に充つ...
長塚節 「草津行」
...蕪菁を作りて之が料に充つ故に末節之に及ぶなりまつがさ集(一)七月廿六日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...ただ有志士(ゆうしし)の奔走費(ほんそうひ)位に充つるほどなりしゆえ...
福田英子 「妾の半生涯」
...」五月に蘭軒が阿部家の職に服してゐた証に充つべき覚書の文は下(しも)の如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...以て學人の説の注脚に充つ可し...
森林太郎 「「言語の起原」附記」
...「ナラの木」に※の字を充つるがごとき(字鏡)...
柳田國男 「地名の研究」
...塵よりいでて塵に返る有限の人の身に光明に充つる霊を宿し...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
...暖かき家庭には愛が充つ...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
...愛の充つ所にはすべての徳がある...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
...彼らが大建設の時代は満身犠牲の念に充つ...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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