...兄上も大声を揚げて何か言ってるらしかった...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...兄上として世話なさることが出来ないのは当然であって...
谷崎潤一郎 「細雪」
...兄上様許して――」「何? 妹...
野村胡堂 「禁断の死針」
...兄上と捧(ささ)げて竈(かまど)の神の松一本も我が託宣を聞く心ならば...
樋口一葉 「大つごもり」
...織田氏と加藤兄上がゐてそこで食事した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お兄上のおためには...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...お慈悲をもって、兄上にも、上人にも、私をここでお見放し下さい...
吉川英治 「大岡越前」
...顧みれば、兄上には、御苦労をかけたのみでした...
吉川英治 「大岡越前」
...兄上の御一生まで...
吉川英治 「大岡越前」
...今にきっと兄上に代って天晴れなお腕前になるであろう...
吉川英治 「剣難女難」
...「どう思案いたしても、そ、そ、そなたを殺すことは出来ぬからじゃ……兄の切腹は、今思いついたことではない、昨日から……こ、こころの裡で覚悟していたことなのだ……」「えっ、では兄上には、昨日からこの新九郎に代ってお命を捨てるお心でござりましたか」「弟ッ……」重蔵は朱(あけ)の手を伸ばして彼の体を引き寄せた...
吉川英治 「剣難女難」
...「兄上」直義(ただよし)はすっかり意気をもち直していた...
吉川英治 「私本太平記」
...とかく兄上の御意志はわれらには酌(く)みかねる」「自分にも分らぬ...
吉川英治 「私本太平記」
...早く厨(くりや)の膳部の者へ、料理の手廻しを、申しつけておけい」佐渡が、そう吩咐(いいつ)けていると、弟の美作守が袖を引いて、「兄上、――あちらで柴田殿が、ちょっとお顔を拝借したいと申されていますが」と、囁(ささや)いた...
吉川英治 「新書太閤記」
...ほかならぬ仏の法会(ほうえ)の日ではないか」「兄上を狙っている敵に...
吉川英治 「平の将門」
...いかにお兄上なればとて」「なにっ」「政子をそんな女子(おなご)と思し召してか...
吉川英治 「源頼朝」
...……おそろしく早かったな」「お兄上の身になれば...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「お、兄上、おめずらしゅう」と、後(おく)れて出た右門が、廊下の途中で迎えると、「ウム、皆もおるか」と、友矩(とものり)はそのまま客書院へ通って、ずっと上座へ坐った...
吉川英治 「柳生月影抄」
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