...お為派崩れに加担した軽輩共を取立てて、上席の者を処分するであろうなどと、余り、兄上の心に、お察しが無さすぎますぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...自分としてはこうして武を磨くことが本望だが、国に残る父上や、兄上、また妹の身の上はどうだろう...
中里介山 「大菩薩峠」
...「兄上ッ」争い続ける繁代の力が...
野村胡堂 「江戸の火術」
...「これは兄上ではありませんか...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...兄上がお待ちかねだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...「とにかく兄上さまたちにおみせしましょう...
山本周五郎 「風流太平記」
...さてはなお、未練をもつか」「ふ、ふびんです、兄上...
吉川英治 「大岡越前」
...兄上……」「ええ...
吉川英治 「大岡越前」
...兄上でしたか」「主殿(とのも)じゃ...
吉川英治 「大岡越前」
...孔明軍師の兄上(このかみ)です...
吉川英治 「三国志」
...つかみどころもあるまいが」「兄上っ」「ほ...
吉川英治 「私本太平記」
...「そうなれや、是非もござりませぬわい」「よしっ、では兄上から、そのほうへ言っていただく」正季もすこし、むかっ腹気味である...
吉川英治 「私本太平記」
...「兄上、これは総勢一千二百余人のうち、四分ノ一弱、なんでお返しなされますか」「正成が亡きあとは、旧領はおろか、河内の寸土を保つのさえ容易でなかろう...
吉川英治 「私本太平記」
...「朝麿(あさまろ)ではないか」「兄上か」寄ったかと思うと...
吉川英治 「親鸞」
...兄上にお目にかかって...
吉川英治 「親鸞」
...軽はずみせぬよう、わしが留守の間も、たのむ」「お若いし、お兄上様よりは、強(きつ)いご気質なので、重助も、お傅(もり)に、手を焼きまする」「わしが、申し置いたといえ...
吉川英治 「松のや露八」
...兄上」「ばかをいえ...
吉川英治 「松のや露八」
...聞くまいとしても聞えて来て――」「ああ兄上との話を?」「へい...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
