...実は、兄いさん、わたし今少しで口笛を吹く所でした...
グスタアフ・ヰイド Gustav Wied 森林太郎訳 「尼」
...お宅の兄いさんよ...
徳田秋声 「のらもの」
...入口から「庄兄い」と...
直木三十五 「南国太平記」
...この兄いは、ちょっと、いなせなところがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...恐縮しながら水棹(みさお)を置き、鉢巻を取りながらやって来ると、「兄い、おめえは土地の人か」田山白雲が、調子をおろして尋ねてみますと、若衆(わかいしゅ)ははにかみながら、「へえ、これでも土地っ子には土地っ子ですが、少しよその方へ行って遊んで参りました」「そうだろう、おめえ、なかなか色男だ、津の宮の茶店でも女共が、お前のことをなんのかんのと騒いでいた」「恐れ入っちゃいます……ではお辞儀なしに一ついただきます」兄いは、白雲のくれた杯を、頭をかきながらいただいて、一杯飲みました...
中里介山 「大菩薩峠」
...かかる親切と信念の下に、米友ほどの豪傑に三助の役を勤めさせながら、それを恩にも威にも着ないこの動物は、「兄い、もういいかげんでいいやな、そんなにめかしたって誰もかまっちゃくれねえんだ、それよりか、おいらを少しの間でもいいから野放しにしてくんな、あんなに広い原っぱがあるじゃねえか、あれ見な、あの森には真紅(まっか)な柿の実がなっているよ、栗も笑(え)んでらあな、ちっとばかり放して遊ばせてくんなよ」こういうような我儘(わがまま)で、米友の親切を振りもぎりたがって暴れているのみであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...安直兄いの前へ頭をペコペコと三つばかり下げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...地から湧いたか」「丁馬親分――安直兄い...
中里介山 「大菩薩峠」
...さっさもさの房兄い...
中里介山 「大菩薩峠」
...「おい、兄い、よく見て置きな、明日になると、お前のその笠の台と、胴体とが、上と下への生き別れだよ――首が落っこっても痛くねえように、土をやわらかに掘りふくらめといてやるぜ」と、ひにんが小声で戯れに晒し者に言いかけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...今までは宇治山田の兄いに肖過(にす)ぎるほど肖ていたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...関東関西のあんまりお固くねえ兄いたちが集まって...
中里介山 「大菩薩峠」
...深川の芳(よし)兄いてで鳴らしたもんだい...
萩原朔太郎 「二十三夜」
...服部兄いかが、今は劇職のよし、たび/\見え申まじく候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...毎日毎日兄いさんはいつ帰るかと問ふといふことを...
森鴎外 「妄想」
...江戸ッ子らしい兄いや親方が大分居るには居るけれども...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...すぐに親方とか兄いとかにあおいだ...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...魚河岸の兄いは向こう鉢巻をもって...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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