...元気を出して謎にぶつかって見ようではないか...
海野十三 「怪塔王」
...元気を出して……」マルタン氏が...
海野十三 「恐竜島」
...「元気を出して、そして、おちついて物事を考えなければいけないんだよ」と彦太が大人のような口をきいた...
海野十三 「雪魔」
...こんなにこわされたんでは、もう一度こしらえ直すことが出来るかどうか……」「まあ、そうがっかりしないで、元気を出して、またつくってみるんだね...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...しかし元気を出して...
相馬泰三 「六月」
...どうか元気を出して下さい...
太宰治 「正義と微笑」
...元気を出して、再挙を図(はか)るさ...
太宰治 「竹青」
...できるだけ元気を出して...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...元気を出して金堂の方へ行って見た...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...元気を出していてちょうだい」黒江氏は...
久生十蘭 「キャラコさん」
...元気を出して、立派な赤ちゃん、生んでちょうだい」透きとおるように蒼白くなった茜さんの頬が、昂奮のいろで淡赤(うすあか)く染まる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...元気を出してくれ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...うつかりと彼が本心の元気を出して迷惑がつたにも係はらず...
牧野信一 「好色夢」
...豚吉は元気を出してお婆さんを睨み付けました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...元気を出して跡から駆けて来た...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...元気を出して引いた引いた」と涙を払って頼みましたから...
夢野久作 「白髪小僧」
...矢張り一度は娘にメリヤスを見られなければならないと思ふと元気を出して裸体になつた...
横光利一 「悲しめる顔」
...峠に着いた時には既に七八寸の深さとなっていたが其処の茶屋で飲んだ五六合の酒に元気を出して留めらるるのを断りながら終にその日...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索