...不相変(あいかわらず)元気に笑いなどした...
芥川龍之介 「彼」
...いろいろの人の元気に歩くを眺(なが)む...
石川啄木 「悲しき玩具」
...谷博士は日ましに元気になっていった...
海野十三 「超人間X号」
...血のこびりついた顔は元気に見え...
海野十三 「一坪館」
...妙子は今朝はもう元気になっていて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...いくらか元気になったようなM君がこんなことを云った...
徳永直 「冬枯れ」
...最近はすっかり元気におなりでしたからね」「しかし...
外村繁 「落日の光景」
...俄に元気に活溌になっていった...
豊島与志雄 「古井戸」
...中々難渋な山道に候へども一同皆々元気にて...
中里介山 「大菩薩峠」
...元気に飛び廻った...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...すこしずつ元気になった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...元気になって仕事をして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...わざと元気に立ち働いて...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...抜けて落ちる物なら打抛(うっちゃ)って置いた方がよいと私は元気になって...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...実に正義之人者(は)国之元気に御座候間...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...わたしの理性は健康なときほど元気に働く...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もうすぐ元気になりますわ...
山本周五郎 「めおと蝶」
...過剰の活力が一本一本の毛を元気に活動的にしているかのように...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
便利!手書き漢字入力検索