...大元洋行のお上さんは...
芥川龍之介 「長江游記」
...元來(ぐわんらい)咽喉(いんこう)を害(がい)してゐた私(わたくし)は...
芥川龍之介 「蜜柑」
...こちらは元気でやっているから...
梅崎春生 「狂い凧」
...それはもう間違いなく……お嬢さん大へんお元気でいらっしゃいます...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...水の供給元にはあるていど変化があった...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...鎌倉時代より元弘年間にわたったものなら参考にして差(さ)し支(つか)えなかろうというので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...いつ逢っても元気ですよ...
太宰治 「鴎」
...高等法院通(どおり)と書館通(どおり)の鋪道を二囘ばかり歩調正しく歩いて元気を囘復してから...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...口元の筋肉を弛めて白い歯並をちらと覗かした...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...すなわちエーベルス・パピルスとブルグッシュ・パピルスはそれぞれ紀元前1600年と1400年のあいだに書かれたものである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「知りませんよ」「先刻お前は何處へ置いたんだ」「死骸の枕元でしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他の座員も申出た分は皆上ったので元気だった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...地元の人にそのマアザミの方言をも確かめ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...こうすると衿元のゆるみで猫背のつん出た頸のあたりが全で抜きえもんでもしているようにみえる...
矢田津世子 「神楽坂」
...いくらなんでもそろそろ時節が来てもいい頃だよ」伊兵衛は元気に雨のなかを歩きだした...
山本周五郎 「雨あがる」
...その枕元には萎(しお)れた秋草の花束と...
夢野久作 「白菊」
...副将の元(けいげん)は行方知れず...
吉川英治 「三国志」
...両名ともに即刻、元の田舎へ、追っ返していただきとう存じまする」...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索