...道夫が元気をとりもどすまでには五分間もかからなかった...
海野十三 「四次元漂流」
...昨日(きのう)まで元気だったのが一夜のうちに夢のように消えてしまった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...此眼(このめ)で見(み)ましたが……南無(なむ)さんぼう!……ちょうど此(この)お立派(りっぱ)な胸元(むなもと)に...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...他の化け物はこれらの化け物元素の異なる化合物として説明されないとも限らない...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...もう抵抗するだけの元気もなかった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...枕元(まくらもと)の火鉢(ひばち)は戸口(とぐち)からでは彼(かれ)の薄(うす)い白髮(しらが)の頭(あたま)を掩(おほ)うて居(ゐ)た...
長塚節 「土」
...元の鶯谷になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「富岡さん、何時までも、元気でね...
林芙美子 「浮雲」
...腰元は、ツンと拗(す)ねたようすで、「あら、あんなことを...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...さらに元祿年間には河村瑞軒の設計によって石神井村三宝池を水源とする千川上水を通じ...
久生十蘭 「魔都」
...この時どこからか小石がとんできて仮面の男の胸元に落ちる...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...元来は一年生植物(annual)だが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...元来このゴンズイとは食料として余り役立たない魚であるので...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...紅毛(オランダ)から渡って来た元込め銃――一発...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...「己丑元旦」の詩は榛軒(しんけん)が浄書してゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...条件を寛大にして新田を奨励するのは元は平民一般の競争を誘うためであったのだが...
柳田國男 「地名の研究」
...まだ消化もしないうちに元気が付く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...いや彼の一族は元来...
吉川英治 「三国志」
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