例文・使い方一覧でみる「儀」の意味
スポンサーリンク...また、細長くて広い部室は、欧洲及び米国から持って来た教育に関する器具――現代式学校建築の雛型（ひながた）、机、絵、地図、模型、地球儀、石盤、黒板、インク入れ、その他の海外の学校で使用する道具の最もこまかい物――の、広汎で興味ある蒐集で充ちていた... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...儀式の時にだけ開かれる大きな門が一つあり...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日本より為渡儀疑無御座候...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...地球儀をほうりこんで...
海野十三 「火星兵団」
...「今日は――亡国に至るを知らざれば即ち亡国――の儀に付質問をなさんとするものであります...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...お辞儀をしないことの帳消しにならんかね...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その上にちゃんと行儀よく坐って縫いものをしているのでした...
太宰治 「風の便り」
...御自分も鍬（くわ）をとって儀式をなさる例もあると聞いていたのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...一剋者（いつこくもの）だからお内儀（かみ）さん惡（わる）く思（おも）はねえでおくんなせえ」老父（ぢいさん）もいつた...
長塚節 「土」
...行儀（ぎやうぎ）よく鉤（かぎ）の手（て）に並（なら）んでゐた...
夏目漱石 「門」
...一方は裃（かみしも）に威儀を正し...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...この人間が居ないと公儀のあしらいが違って来ますから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...儀八がそんな悪い事をする様子がなければ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...銭形の親分の二代目を狙っているんですよ」「そいつは豪儀だ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...公儀から御貸下になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...目前にその破壊を余儀なくされている事に対する私の淋しい感情の披瀝（ひれき）である...
柳宗悦 「民藝四十年」
...また自分自分の発明なり流儀なりのあったことは想像に難くない...
柳田国男 「木綿以前の事」
...振り顧って、郁次郎が、何かことばをかけようとするのを、東儀は、腕を締めつけて、すこし大股に、玄関まで引ッ立ててしまった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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