例文・使い方一覧でみる「儀」の意味

...それでわしは自分流儀にいろいろ考えて... それでわしは自分流儀にいろいろ考えての読み方
大鹿卓「渡良瀬川」

...――山口駅は儀仗兵やら遺族やら... ――山口駅は儀仗兵やら遺族やらの読み方
種田山頭火「旅日記」

...」「大儀であった... 」「大儀であったの読み方
アーサー・コナン・ドイル　Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳「ボヘミアの醜聞」

...それもいっそぐっと寝就いてしまうほどの重患なればとやかくいう暇もないが看護婦雇うほどでもない微恙（びよう）の折は医者の来診を乞う折にもその車屋にやるべき祝儀（しゅうぎ）も自身に包んで置かねばならず医者の手を洗うべき金盥（かなだらい）や手拭（てぬぐい）の用意もあらかじめ女中に命じて置かねばならぬ... それもいっそぐっと寝就いてしまうほどの重患なればとやかくいう暇もないが看護婦雇うほどでもない微恙の折は医者の来診を乞う折にもその車屋にやるべき祝儀も自身に包んで置かねばならず医者の手を洗うべき金盥や手拭の用意もあらかじめ女中に命じて置かねばならぬの読み方
永井荷風「雨瀟瀟」

...落雁を返上して三遍お辭儀をして歸り度い位のもんで――」「お靜...
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...見せろ」八五郎は精一杯の威儀（ゐぎ）を作つて... 見せろ」八五郎は精一杯の威儀を作つての読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...難儀以上のものだったが... 難儀以上のものだったがの読み方
久生十蘭「白雪姫」

...ともかくトンガラシが左う云ふんだからひとまづ仮面（めん）をかむつてお辞儀をしておくんだな... ともかくトンガラシが左う云ふんだからひとまづ仮面をかむつてお辞儀をしておくんだなの読み方
牧野信一「月あかり」

...はい……実は此の土地を立ち去る考へでもございましたので……はい……それで寄留の手続も……はい……はい……余儀なく見合せましたやうなわけでございまして……はい……今度のところはどうか隊長殿のお情に……はい……... はい……実は此の土地を立ち去る考へでもございましたので……はい……それで寄留の手続も……はい……はい……余儀なく見合せましたやうなわけでございまして……はい……今度のところはどうか隊長殿のお情に……はい……の読み方
宮地嘉六「煤煙の臭ひ」

...この不思議な内儀と... この不思議な内儀との読み方
室生犀星「蛾」

...礼儀をわきまえぬ執念と申すものでございます... 礼儀をわきまえぬ執念と申すものでございますの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...風儀が悪いじゃないの... 風儀が悪いじゃないのの読み方
横光利一「上海」

...そんな他人行儀みたいなことを... そんな他人行儀みたいなことをの読み方
吉川英治「押入れ随筆」

...延は儀を敵視し、儀は延を邪視し、この二人は、すでに孔明の生前から、互いによからぬ仲であったが、孔明の大度がよくそれを表面に現わすなく巧みに使ってきたものに過ぎなかった...
吉川英治「三国志」

...――その儀については... ――その儀についてはの読み方
吉川英治「梅里先生行状記」

...婚儀の準備だが」と今... 婚儀の準備だが」と今の読み方
吉川英治「源頼朝」

...「ではお先に失礼して、足の疲れたころには代るといたそう」彼もまた、そう礼儀をして、鞍の上へ移った...
吉川英治「宮本武蔵」

...あるいはそれを余儀なき事として看過している... あるいはそれを余儀なき事として看過しているの読み方
和辻哲郎「日本精神史研究」

「儀」の読みかた

「儀」の書き方・書き順

いろんなフォントで「儀」