...彼は僧兵の一員であった...
...僧兵たちが参拝客を迎え入れた...
...彼が僧兵を目指したのは、修行と戦いを両立させるためであった...
...かつては、僧兵たちは武器を持って戦場に立った...
...この寺には、戦国時代に僧兵がいたという伝説が残っている...
...山門の僧兵園城寺を扶けて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...精舍(しやうじや)の段の前面にたゞ僧兵の二十人...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...黒衣僧兵のかばね...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...然らば当時高野山には僧兵というものがなかったのであろうか...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...盗賊禦(ふせ)ぎに許されて設けた僧兵が...
南方熊楠 「十二支考」
...東羽黒に追い詰められて滅亡した僧兵らの辷(すべ)り下り...
横光利一 「夜の靴」
...山徒の僧兵と戦い...
吉川英治 「剣の四君子」
...僧兵を乗せたあまたな小舟が...
吉川英治 「私本太平記」
...その大塔ノ宮が一山の僧兵を指揮する秋霜(しゅうそう)烈日ぶりや...
吉川英治 「私本太平記」
...この地方に夥(おびただ)しい巣窟(そうくつ)を持っている本願寺門徒の僧兵がみな...
吉川英治 「新書太閤記」
...織田方の銃器は、光秀の献策で、極く最近、新しい様式のものをだいぶ入れたが、僧兵の銃隊は、すべての手に、新式のものが揃っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...ここの山法師には僧兵という別名さえあるほどで...
吉川英治 「親鸞」
...数千の僧兵がいたものらしい...
吉川英治 「随筆 新平家」
...伊豆山走り湯の僧兵が一群れ...
吉川英治 「源頼朝」
...叡山(えいざん)の僧兵にすればさしずめ旗頭(はたがしら)にもなれそうな骨格の大坊主である...
吉川英治 「宮本武蔵」
...降魔(ごうま)の剣を把(と)って兵の中に働いていた僧兵のひとりかも知れません...
吉川英治 「宮本武蔵」
...しかしその間に根来の僧兵の示した実力はビレラの関心を刺戟したらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
...後世に現はれた東大寺の勢力は「僧兵」によつて表現せられてゐる...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
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