例文・使い方一覧でみる「像法」の意味
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...「造像記」は、仏教において仏像の制作に関する書物を指し、日本においては奈良時代に成立した「造像法」が有名...
...そうして仏様の時代を正法（しょうほう）・像法（ぞうほう）・末法（まっぽう）の三つに分けます...
石原莞爾 「最終戦争論」
...その次の像法の最初の五百年は読誦多聞（どくじゅたもん）の時代であります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...その次の像法の後の五百年は多造塔寺（たぞうとうじ）の時代...
石原莞爾 「最終戦争論」
...いまだ像法だと言ったって通用しない...
石原莞爾 「最終戦争論」
...実は末法以前の像法に生まれられたことが今日の歴史ではどうも正確らしい...
石原莞爾 「戦争史大観」
...現像法（げんぞうほう）にも...
南部修太郎 「寫眞と思ひ出」
...正像末三時の思想は、仏滅後の歴史を正法、像法、末法の三つの時代に区分する歴史観である...
三木清 「親鸞」
...親鸞は正法五百年像法一千年末法一万年の説を採った...
三木清 「親鸞」
...「経の住滅を弁ぜば、いはく釈迦牟尼仏一代、正法五百年、像法一千年、末法一万年には衆生減じつき、諸経ことごとく滅せん...
三木清 「親鸞」
...正法五百年像法一千年の後は末法に属すると述べた後...
三木清 「親鸞」
...正法像法をそれ自身として歌ったものは一つもない...
三木清 「親鸞」
...馬鳴および竜樹によって代表される次の像法時代は大乗教特に自力教の時代である...
三木清 「親鸞」
...正法、像法、末法は、順を追うて、持戒、破戒、無戒としてその特徴を規定することができるであろう...
三木清 「親鸞」
...持戒および破戒の時期である正法像法とは全く異なる他の教法がなければならぬことを意味する...
三木清 「親鸞」
...したがってまた像法時とは全く別の...
三木清 「親鸞」
...すなわち自力の教はただ釈迦在世および滅後五百年間の衆生の機根のすぐれた時代にのみ相応する教であって、像法、末法という機根の劣った時代には相応しない教であるのに反して、他力の教は在世正法、像法末法および法滅の時代に亙って、煩悩に穢（けが）され悪業に繋（つな）がれる人々を一様に大慈悲をもって誘引し給う教である...
三木清 「親鸞」
...後者は在世正法像法末法法滅の時代に亙って...
三木清 「親鸞」
...仏の教えも、功力（くりき）の光をもち得るのは、せいぜい五々百歳にすぎず、正法千年、像法千年をすぎ、およそ二千年で、滅するであろう――と...
吉川英治 「平の将門」
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