例文・使い方一覧でみる「像」の意味

...今になってようやく長い間の木村の心の苦しさが想像される... 今になってようやく長い間の木村の心の苦しさが想像されるの読み方
有島武郎「或る女」

...十一体の仏像どものほうをふりむきました... 十一体の仏像どものほうをふりむきましたの読み方
江戸川乱歩「少年探偵団」

...鋼鉄のような意志の轡（くつわ）の下に荒立ってる熱狂的な想像力... 鋼鉄のような意志の轡の下に荒立ってる熱狂的な想像力の読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...ここに至って、立像は動き出す... ここに至って、立像は動き出すの読み方
豊島与志雄「文学に於ける構想力」

...想像も出來ないことです... 想像も出來ないことですの読み方
野村胡堂「錢形平次捕物控」

...つまり想像は、心の通常の判断と所信に由来する程度の感じ・気持ちでは、感じはしないのである...
デイビッド・ヒューム　David Hume 井上基志訳「人間本性論（人性論）」

...今や想像を、我々の探求の主題にすべきである... 今や想像を、我々の探求の主題にすべきであるの読み方
デイビッド・ヒューム　David Hume 井上基志訳「人間本性論（人性論）」

...まるでドリアンは真の銅像に化したかのやうに動かなかつた... まるでドリアンは真の銅像に化したかのやうに動かなかつたの読み方
牧野信一「ダイアナの馬」

...それに今までくるまつてゐた恋人の肉体を想像すると... それに今までくるまつてゐた恋人の肉体を想像するとの読み方
牧野信一「タンタレスの春」

...どんな顔をするだらう――そんな途方もない光景を想像したりした...
牧野信一「毒気」

...あの「親不孝な男」を読んだ人にだけは想像がつくかも知れない... あの「親不孝な男」を読んだ人にだけは想像がつくかも知れないの読み方
牧野信一「冬の風鈴」

...小地震に出あうごとにその追憶を新たになしたとも想像出来る... 小地震に出あうごとにその追憶を新たになしたとも想像出来るの読み方
武者金吉「地震なまず」

...我々の途方もない想像から来るところのそれとの間に... 我々の途方もない想像から来るところのそれとの間にの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...弘法大師や元三大師などを想像していたのも... 弘法大師や元三大師などを想像していたのもの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...……（中略）開封と云う町は想像以上に立派なところで... ……開封と云う町は想像以上に立派なところでの読み方
山中貞雄「陣中日誌（遺稿）」

...併しどんな水を用ひたのかと想像すると気味の悪いことである... 併しどんな水を用ひたのかと想像すると気味の悪いことであるの読み方
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

...その死を顕彰（けんしょう）して汚名を雪（そそ）ごうとする銅像の建設運動が始まっているほどだった... その死を顕彰して汚名を雪ごうとする銅像の建設運動が始まっているほどだったの読み方
吉川英治「旗岡巡査」

...その所有者の直接的統制下にない時の資本の想像上のまたは真実の不安固と...
デイヴィド・リカアドウ　David Ricardo 吉田秀夫訳「経済学及び課税の諸原理」

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