...だれからも働きのある行く末たのもしい人と思われながら...
有島武郎 「或る女」
...そういうことに強い働きのあることを発見し...
海野十三 「透明猫」
...その働きのある亭主は仕事に出掛け...
太宰治 「小説の面白さ」
...自分よりも遥(はる)かに働きのある頼もしい人のようにいっていました...
夏目漱石 「こころ」
...学問のあるものでも才気のない人にはこのような働きのある応用が出来る訳がないと...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...しかし今の世の働きのあると云う人を拝見すると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...人の十倍も働きのある男...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...人の十倍も働きのある男...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...首を突つ込むやうな大した働きのある人間ぢや御座いません」平次はさすがにあわてました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...首を突っ込むような大した働きのある人間じゃございません」平次はさすがにあわてました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し働きのある奴なら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少し働きのある奴なら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...気働きのある処置をすること朝の天気はうららかであったので...
羽仁もと子 「女中訓」
...それから臨時の出来事に気働きのある処置をすること...
羽仁もと子 「女中訓」
...侍婢(をんな)どもからそんな噂(うわさ)も聞えまするけれどあれほど働きのある御方なり...
樋口一葉 「十三夜」
...侍婢(をんな)どもから其樣な噂も聞えまするけれど彼れほど働きのある御方なり...
樋口一葉 「十三夜」
...気働きのある連中のことをいうのだそうだが...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...町の女などは気働きのある者で...
柳田国男 「雪国の春」
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