...桝三河ト曰フモノ僉(ミナ)創立ノ旧家ナリト雖亦杳(ハルカ)ニ之ニ劣レリ...
永井荷風 「上野」
...永宗僉使(えいそうせんし)申考哲(しんこうてつ)がこの戦勝を京城(けいじょう)に報告した文中に「…………傷(きずつ)く者はなはだ衆(おお)し...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...其廉を以て相當の制裁を加へむとの僉議があつたことが...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...ここにこれを一書に纏(まと)めて僉載(せんさい)し...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...『朝野僉載(ちょうやせんさい)』には大酔して崖辺で睡(ねむ)った人の上へ虎が来て嗅ぐと虎鬚がその人の鼻孔に入りハックションと遣(や)った声に驚きその虎が崖から落ちて人に得られたとある...
南方熊楠 「十二支考」
...喬僉知(きょうせんち)の三人で...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...次の三人金僉知(きんせんち)らに刀三腰(とうみこし)...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...はたして慶長十二年に朝鮮から喬僉知(きょうせんち)と名のって来たか...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...僉議(せんぎ)も相すみ...
吉川英治 「三国志」
...公卿僉議(せんぎ)では...
吉川英治 「私本太平記」
...ひと束(たば)にして僉議(せんぎ)の席へもちだされた...
吉川英治 「私本太平記」
...僉議の公卿一統へ廻覧された...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷が尊氏討伐を決定してこれを公卿僉議(せんぎ)に宣(せん)したのは...
吉川英治 「私本太平記」
...僉議(せんぎ)の席でもご披露あったやにうけたまわります...
吉川英治 「私本太平記」
...慎重に御僉議(ごせんぎ)あっては如何だな」「一山一心一体...
吉川英治 「新書太閤記」
...今夜も何度目かの山門の僉議(せんぎ)をひらいて...
吉川英治 「親鸞」
...いわゆる「山門の僉議(せんぎ)」をひらいて...
吉川英治 「親鸞」
...山門の僉議(せんぎ)を盗み聞きしている折を看破する者あって...
吉川英治 「親鸞」
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