...空疎迂遠の弊(へい)に流れる傾きがある...
大隈重信 「我輩の智識吸収法」
...また製造部にいる者は店の営業に興味を持たなくなる傾きがある...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...この松山中学時代の漱石氏の不平は俄(にわ)かに明るみに取り出された傾きがあるが...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それぞれの權力に隷屬せる下賤の民と見られてゐた傾きがある...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...そうしてそれをどこやら文化的な高尚(こうしょう)なものみたいな概念にでっち上げる傾きがあるようで...
太宰治 「チャンス」
...だんだん体が肥(こ)えて来る傾きがあるので...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...その芸術は物語風になつて行く傾きがある...
田山録弥 「動的芸術」
...經・史については鄭樵の細別を捨てて崇文の大まかな分類に還した傾きがある...
内藤湖南 「支那目録學」
...各其の人其の人の天然の癖即ち傾きがある...
内藤湖南 「北派の書論」
...理性的な人であればあるほどさうなる傾きがあるのは全くなげかはしい事です...
長與善郎 「青銅の基督」
...平等なものになる傾きがある...
夏目漱石 「模倣と独立」
...總じて文化主義は形而上學にまで發展する場合には汎神論への道を取る傾きがある...
波多野精一 「時と永遠」
...かういふきはどい趣向は一般の場合においてどうしても厭味が勝つて初心臭くなる傾きがある...
正岡子規 「病牀六尺」
...その種の話が数多くなりまた詳細にわたることを恐れ憚(はばか)ったかのような傾きがあるのを見て...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...町は高みへ登って行く傾きがあるかと思う...
柳田國男 「地名の研究」
...あまり非道くないものでも禁止するというような傾きがあるのも...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...少し前とは変った傾きがあるが...
横光利一 「旅愁」
...禅に入って心鍛(しんたん)をこころざしてから一変した傾きがある...
吉川英治 「上杉謙信」
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