例文・使い方一覧でみる「傷つけない」の意味
スポンサーリンク...それを忘れてどうするのか”「うむ――」“貴官が「わが艦隊をこれ以上傷つけないように」と希望するならば... 
海野十三 「地球要塞」
...お前の心を傷つけない程度に...
太宰治 「新ハムレット」
...自尊心を傷つけないだけの入場料を区別せよと命じました...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...あの少女の持つて居る素晴らしい天才を傷つけないやうにしてやつて下さい...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...幸いに枝を傷つけないで袋だけをむしり取る事ができたのである...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...竿（さお）の先の鋏（はさみ）をはずして袋の両端から少しずつ虫を傷つけないように注意しながら切って行った...
寺田寅彦 「簔虫と蜘蛛」
...そのかわり鳥を少しも傷つけないで生捕りにして下さい」と王子は頼みました...
豊島与志雄 「夢の卵」
...自分の地位と体面を傷つけない程度の放縦に身を委ねたのです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...弁護士の名声を傷つけないようにしておくことが役人たちにとっても大いに大切であるため...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...自分の神経の過敏さを傷つけないため...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「断食芸人」
...と云ふのは私はあなたを傷つけないし...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...誰も傷つけないからです...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...邸宅を傷つけない大きな理由がある」ジョージ卿が相変わらず泣き声で答えた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...自尊心を傷つけない程度の交わりをしていたのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...せめてあの人の信頼を傷つけないで呉れ...
山本周五郎 「竹柏記」
...わたくしの心を傷つけないために...
山本周五郎 「竹柏記」
...それで娘の気持を傷つけないように...
山本周五郎 「つばくろ」
...おたがいに誼（よし）みを傷つけないで自重して欲しい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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