例文・使い方一覧でみる「傷つけない」の意味

...○演出者は演技指導中はできるだけ俳優の神経を傷つけないように努めなければならぬ...
伊丹万作「演技指導論草案」

...それを忘れてどうするのか”「うむ――」“貴官が「わが艦隊をこれ以上傷つけないように」と希望するならば...
海野十三「地球要塞」

...それに詳しい者を傷つけないことである... それに詳しい者を傷つけないことであるの読み方
ジェイムズ・サンヅ・エリオット　James Sands Elliott 水上茂樹訳「ギリシャおよびローマ医学の概観」

...何とか此方の感情を傷つけないような口実を構えて不成立の旨（むね）を知らして来るのが... 何とか此方の感情を傷つけないような口実を構えて不成立の旨を知らして来るのがの読み方
谷崎潤一郎「細雪」

...幸いに枝を傷つけないで袋だけをむしり取る事ができたのである... 幸いに枝を傷つけないで袋だけをむしり取る事ができたのであるの読み方
寺田寅彦「簔虫と蜘蛛」

...そのかわり鳥を少しも傷つけないで生捕りにして下さい」と王子は頼みました...
豊島与志雄「夢の卵」

...自分の地位と体面を傷つけない程度の放縦に身を委ねたのです... 自分の地位と体面を傷つけない程度の放縦に身を委ねたのですの読み方
トルストイ米川正夫訳「クロイツェル・ソナタ」

...われ／＼はその純真を傷つけないで... われ／＼はその純真を傷つけないでの読み方
トルストイ米川正夫訳「クロイツェル・ソナタ」

...住民や家屋を傷つけないよう... 住民や家屋を傷つけないようの読み方
ジョナサン・スイフト　Jonathan Swift 原民喜訳「ガリバー旅行記」

...それに今となっても夫の名誉を傷つけない方法があれば... それに今となっても夫の名誉を傷つけない方法があればの読み方
平林初之輔「或る探訪記者の話」

...誰も傷つけないからです... 誰も傷つけないからですの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...他を軽侮せず自身の自尊心を傷つけない用意があると思い... 他を軽侮せず自身の自尊心を傷つけない用意があると思いの読み方
紫式部與謝野晶子訳「源氏物語」

...どんな信仰もわたしを傷つけない... どんな信仰もわたしを傷つけないの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...歴史を傷つけないというような気風は... 歴史を傷つけないというような気風はの読み方
柳宗悦「手仕事の日本」

...せめてあの人の信頼を傷つけないで呉れ... せめてあの人の信頼を傷つけないで呉れの読み方
山本周五郎「竹柏記」

...わたくしの心を傷つけないために... わたくしの心を傷つけないためにの読み方
山本周五郎「竹柏記」

...多分自分は妻から顏をそむけて平和らしい顏つきをしてどちらの心にも傷つけないことを饒舌り續けてゐるにちがひない...
横光利一「悲しみの代價」

...おたがいに誼（よし）みを傷つけないで自重して欲しい... おたがいに誼みを傷つけないで自重して欲しいの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

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