例文・使い方一覧でみる「傳」の意味
スポンサーリンク...それに伴ふ大切な舊説古傳とともに一掃せられ... 
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...傳えごとによつて過去のことを知ることを述べ...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...かくの如くにして諸家に傳來した帝紀と本辭とに對して...
武田祐吉 「古事記」
...その「キリスト傳」には...
太宰治 「世界的」
...父祖の傳來の 230友たることを兩軍の戰士ひとしく知らんため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...クラーヴヂヤ・ペトローヴナに傳えた時の形容にしたがえば...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...漢籍に於ても、漢代の易の本は非常に多かつたが、多くは傳はらず、ただ卜筮の易は傳はつてゐる...
内藤湖南 「支那目録學」
...その陳敬仲が始めて齊の國へ行つて仕へたことが左傳の魯の莊公の二十二年の所に出て居つて...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...その後展轉して今日支那・日本に於ける藏書家の中にも傳はつてゐるものがあるが...
内藤湖南 「藏書家の話」
...なんでも昨夜（さくや）遲（おそ）く野（の）らから歸（かへ）るものが有（あ）つたといふがそれぢや其（そ）れに相違（さうゐ）ないだらうといふことが傳（つた）へられた...
長塚節 「土」
...傳六に訊くと、百太夫はお銀に無理な藝をさせようとしてゐたさうだ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...かの「クランフォード」の作者ギャスケル夫人の有名な「ブロンティ傳」に...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...傳道に熱心で、生活にも行動にも少しも恥づべき點などはないのに、彼には眞摯（しんし）なクリスチァンや、實行的な博愛家の當然の報酬であるべき心の朗らかさや、内心の滿足を樂しむといふ風が見えなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...却て傳記上の問題である...
三木清 「歴史哲學」
...又眞志屋の相續人たるべき定五郎は「右傳次方私從弟定五郎」と云つてある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...（周禮、孟子）しかし當時田地の割換が行はれたと云ふのは、（何休公羊傳註、三年一換主易居の類）後人の説である...
森鴎外 「古い手帳から」
...それが霧のなかに斷續して傳はつて來る...
吉江喬松 「山岳美觀」
...この町にはかういふ平家の傳説がある...
吉川英治 「折々の記」
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