...トーディ Todi の大僧正になって一四六四年に死んだ)もまた当代に傑出した人であった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...上田秋成(うえだあきなり)の『雨月物語(うげつものがたり)』の中でも最も傑出したものとせられているが...
田中貢太郎 「蛇性の婬」
...傑出したる圧制者の下にも腐敗はある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...子規氏が地方からの出吟者で傑出した三人を見出した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...彼等はみな一流一派に傑出した者共で...
中里介山 「大菩薩峠」
...わけてこのうちの第六番は傑出したレコードである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そのうちからきわめて傑出した二...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ビクターに入っている「辻音楽師」「春の夢」「鱒」「水に寄せて歌える」はその最も傑出したもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...数十曲の傑出したピアノ曲...
野村胡堂 「楽聖物語」
...従って儒学者として傑出した人物も少なくない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...これ等のさまざまな問題を与えつつ「大地」はたしかに昨今の傑出した映画の一である...
宮本百合子 「映画の語る現実」
...トルストイのコサックや傑出した短篇「ハジ・ムラート」を読むだけでいい...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...極く少数の傑出した人々が踏み出すばかりなのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...昔の時代にも帝王の婿にはある一事の傑出した人物が選ばれたようだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こういう点にも元は傑出した人が多かったが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...傑出した人間とは思えなかった...
吉川英治 「大谷刑部」
...署名している人物は実に傑出した鉱山技術者だと判った...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...一番傑出した人物であったかもしれない...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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