...弟子の傑出したのも不思議ではない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...言わば何ら傑出したところのない...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...科学上の傑出した著述はすべて芸術であると言おうとすれば...
寺田寅彦 「科学と文学」
...大正昭和の日本における傑出した学者であった...
中谷宇吉郎 「長岡と寺田」
...以上二枚は傑出したレコードと言えるだろう...
野村胡堂 「楽聖物語」
...わけてこのうちの第六番は傑出したレコードである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...傑出したのは「フィガロの結婚」のフルトヴェングラー指揮(ポリドール四五一三)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ピアノ曲「ピアノ・ソナタ=イ長調(遺作)」はシューベルトのピアノ・ソナタ中の傑出したもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ビクターに入っている「辻音楽師」「春の夢」「鱒」「水に寄せて歌える」はその最も傑出したもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...スピノーザの amor dei intellectualis(神の知的愛)の如きも最も傑出した一例として擧ぐべきであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...一二六頁に「彼等は皆一流一派に傑出した者共で」などとあるのは...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...これ等のさまざまな問題を与えつつ「大地」はたしかに昨今の傑出した映画の一である...
宮本百合子 「映画の語る現実」
...チェホフは傑出した作家ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...極く少数の傑出した人々が踏み出すばかりなのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...傑出した人の行動は目に立ちやすくて気の毒である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それも特に傑出した婦人ではなく...
横光利一 「旅愁」
...別してこの裴如海(はいにょかい)ひとりがそう傑出した色坊主であったわけでもあるまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...傑出した独立論文である...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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