...小説よりも傑出したとすれば...
芥川龍之介 「小説の戯曲化」
...この句の如きは両者ともに傑出したものの一例である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...しかし中にはなかなか傑出したものもありまして...
上村松園 「浮世絵画家の肉筆」
...傑出したる圧制者の下にも腐敗はある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...子規氏が地方からの出吟者で傑出した三人を見出した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...傑出したのは「フィガロの結婚」のフルトヴェングラー指揮(ポリドール四五一三)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...これはルービンシュタインのショパン中の傑出したもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ブラームスの歌曲中でも傑出したものである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...スピノーザの amor dei intellectualis(神の知的愛)の如きも最も傑出した一例として擧ぐべきであらう...
波多野精一 「時と永遠」
...一二六頁に「彼等は皆一流一派に傑出した者共で」などとあるのは...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...これ等のさまざまな問題を与えつつ「大地」はたしかに昨今の傑出した映画の一である...
宮本百合子 「映画の語る現実」
...トルストイのコサックや傑出した短篇「ハジ・ムラート」を読むだけでいい...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...新しい文化の傑出したタイプです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...傑出した人の行動は目に立ちやすくて気の毒である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...傑出した学者である...
柳田国男 「故郷七十年」
...私はウィルソンだけが唯だ一人傑出した大人格であると考えていません...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
...その傑出した人からみとめられたということで...
吉川英治 「私本太平記」
...それは彼の傑出した人物の故であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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