...傍近(そばちか)く見もし又語りもしたいので...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...庄造の墓の傍近くに来かかった時...
田中貢太郎 「狸と俳人」
...魏法師は喬生の顔を遠くのほうからじっと見ていたが、傍近くへ行くと、「えらい妖気だ、なんと思ってここへ来た」喬生は驚いた...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...幸子は今度のように富士山の傍近くへ来...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その婦人に傍近く誰か居ったに違いない...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...傍近く引き寄せた燭台の存在が無意味でないことを知りました...
中里介山 「大菩薩峠」
...この玉手箱の傍近いところへ持寄せ...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中谷宇吉郎 「赤倉」
...強(た)つて傍近く召使ひ度いと人橋を架(か)けて執拗(しつ)こく申込んだ上...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何か用かと氷袋を片寄せて傍近く寄るに...
樋口一葉 「うつせみ」
...何(なに)か用(よう)かと氷嚢(こほりぶくろ)を片寄(かたよ)せて傍近(そばちか)く寄(よ)るに...
樋口一葉 「うつせみ」
...せめては傍近くに心ぞへをも爲し...
樋口一葉 「ゆく雲」
...何時か私達の傍近くに立って居たではありませんか...
広津柳浪 「昇降場」
...直ちに傍近の私塾へ通わせると言うのだから...
二葉亭四迷 「浮雲」
...傍近くに一つの人影があつた――何の姿だらうか...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...王様の傍近く進み寄って...
夢野久作 「白髪小僧」
...忘れても相手の遺品(かたみ)なぞを傍近くに置いてはいけない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...がやがて傍近く歩み寄って来て...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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