...彼は傍輩に赤裸々な話をした...
...傍輩たちにだけは強がって見せた...
...彼は傍輩たちの影響を受けやすい...
...傍輩たちにからかわれても、悔し涙を流すことがなかった...
...あのグループには、傍輩が多いように見える...
......
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...傍輩に気の毒であるとて...
徳富蘇峰 「弟を葬る」
...その傍輩(ぼうはい)と炉辺に踞坐(きょざ)するときには...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それを傍輩の女中が羨しがって「お前さんばかり...
三田村鳶魚 「中里介山の『大菩薩峠』」
...傍輩ども牝鶏を殺す所なり...
南方熊楠 「十二支考」
...又姫路城主松平義俊の兒小姓森田圖書十四歳で傍輩と賭してボンボリを燈し...
南方熊楠 「人柱の話」
...実は傍輩(ほうばい)が言うには...
森鴎外 「阿部一族」
...権兵衛兄弟は次第に傍輩(ほうばい)にうとんぜられて...
森鴎外 「阿部一族」
...それがしは故殿様にも御当主にも亡き父にも一族の者どもにも傍輩(ほうばい)にも面目がない...
森鴎外 「阿部一族」
...傍輩(ほうばい)の一人がささやいた...
森鴎外 「阿部一族」
...そのほか重手を負ったものは家来や傍輩が肩にかけて続いた...
森鴎外 「阿部一族」
...傍輩に羨まれてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...傍輩(ほうばい)に小幾(こいく)さんと呼ばれたのまで...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...傍輩(はうばい)のりつがお部屋に附いて立(た)ち退(の)いた跡(あと)で...
森鴎外 「大塩平八郎」
...傍輩(はうばい)と一しよに死骸のある所へ水を打ち掛けてゐると...
森鴎外 「大塩平八郎」
...そこで傍輩(ばうはい)に憎まれてゐたたまらなくなるのである...
森鴎外 「大塩平八郎」
...りよと一しょに奥を下がった傍輩(ほうばい)が二三人...
森鴎外 「護持院原の敵討」
...佐野さんが来るのを傍輩がかれこれ云っても...
森鴎外 「心中」
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