...傍見することで新たな発見があるかもしれない...
...彼は傍見することで失敗を防いだ...
...会議に参加できなかったので、傍見役として報告書を作成した...
...傍見はしないで、主体的に自分の判断で進めてほしい...
...傍見を通じて、他の人の視点に気づくことができる...
...傍見(わきみ)をしながら...
泉鏡花 「浮舟」
...傍見(わきみ)をせずたゞ一心に...
伊藤野枝 「日記より」
...傍見する者はみな...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...」馬場はことさらに傍見をしながら...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...「もう僕への用事はすんだのかね?」「そうだ」馬場はことさらに傍見(わきみ)をしながら...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...真っ直ぐに傍見もせず口も利かず...
田中英光 「箱根の山」
...その汚い垢だらけの顔面から小さい眼だけをきらつかせ傍見(わきみ)をして近づいて行く...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...そこに坐って口も利(き)かずに母親の騒ぐのをただ傍見しているばかりである...
近松秋江 「霜凍る宵」
...」傍見をしながら答える吉村氏の顔を...
豊島与志雄 「塩花」
...女房の三味線に亭主の鉦(かね)で傍見もできない」ガラツ八を甘く見て...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女房の三味線に亭主の鉦(かね)で傍見(わきみ)もできない」ガラッ八を甘く見て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「傍見(わきみ)なんかしてちゃアいけません...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...)――(まつすぐに眼を向けて、傍見せずに...
牧野信一 「明るく・暗く」
...傍見を出来ないやうに眼を覆つてゐる...
牧野信一 「冬の風鈴」
...眼を輝かせて白々しく珍らしい合言葉を口にしてゐるのを傍見してゐると...
牧野信一 「昔の歌留多」
...疲れてゐるのに犬は傍見もしずに引いてゆくのを見た...
室生犀星 「京洛日記」
...眼の青い女を抱きかかえた片眼は傍見もせず...
横光利一 「旅愁」
...「傍見(わきみ)ばかりしているなッ」強右衛門も...
吉川英治 「新書太閤記」
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