...彼は傍杖をついて歩いている...
...足が悪くなってからは、いつも傍杖を持ち歩いている...
...傍杖を持っているだけで、何だか優雅な雰囲気がある...
...母親が傍杖をついている姿を見ると心配になる...
...傍杖は、年配者や足腰の弱い人には必需品だ...
...だからまた転載した罪をもつて傍杖でも食ふやうな事になると折角私が骨折つて働いたのが無駄になるから止めて置く...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一四年一一月号)」
...その傍杖(そばづえ)が帝国ホテルのダンス場の剣舞隊闖入となった...
内田魯庵 「四十年前」
...どえらい傍杖的(そばづえてき)被害を喰(くら)う虞(おそ)れが十分に看取(かんしゅ)されたものだから...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...かくてはわたくしが傍杖(そばづえ)をくうおそれがあるので迷惑だから...
海野十三 「地軸作戦」
...馬まで傍杖(そばづえ)を食わして殺すのは非道(ひど)い...
谷譲次 「踊る地平線」
...この前のあの新聞の事件が雪子に飛んだ傍杖(そばづえ)を食わせたところから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...見ていた男女も傍杖(そばづえ)を恐れて去る...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...この傍杖を食ったのだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...ボンヤリ店を開いていて傍杖でも喰うた日にはたまりましねしね……...
三好十郎 「斬られの仙太」
...ボンヤリ店を開いていて傍杖でも喰うた日にはたまりましねしね……...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...隣の枝に傍杖を食(く)わせて落ち...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...傍杖(そばづえ)くって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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