...彼はまるで偽君子のようにふるまっている...
...偽君子の態度をしている人は信用できない...
...偽君子にだまされないように、よく見極める必要がある...
...偽君子が多い世の中だから、本当の意味での親密さは大切だ...
...彼女は本当の姿を隠し、偽君子のように振る舞った...
...それを拾ってみない者は、馬鹿か偽君子だ...
豊島与志雄 「慾」
...父(ちゝ)は自己を隠蔽(いんぺい)する偽君子(ぎくんし)か...
夏目漱石 「それから」
...父は自己を隠蔽(いんぺい)する偽君子(ぎくんし)か...
夏目漱石 「それから」
...元よりこの種の人は偽君子ほど多くはない...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...偽君子千人の中にせめて一人位なものであろう...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...世の中に多いものは小人と偽君子だ...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...さりとてこれがためにその家の主人が偽君子(ぎくんし)なりと判断するは酷(こく)に過ぎたる批評である...
新渡戸稲造 「自警録」
...強(し)いて偽君子(ぎくんし)の行為といわんよりは...
新渡戸稲造 「自警録」
...あてにならぬ偽君子(ぎくんし)なりと解せられる...
新渡戸稲造 「自警録」
...十一編名分をもって偽君子を生ずるの論第八編に...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...はたして例の偽君子なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...ただ偽君子の群集するその中に十人並みの人が雑(まじ)るゆえ...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...かえって偽君子を学んで...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...五にもする偽君子(ぎくんし)なり...
福田英子 「妾の半生涯」
...仮令(よし)道徳を飾物にする偽君子(ぎくんし)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...偽君子(えせくんし)も世間に多い...
吉川英治 「大岡越前」
...偽君子め! 汝は強盗を義弟として...
吉川英治 「三国志」
...――郷臭(ごうしゅう)の濃い一族や、譜代(ふだい)の臣にはそれが気にそまないで、「小賢(こざか)しげな」とか、「智者ぶっておる」とか、「偽君子」とか、とかく事ごとに、彼への毛ぎらいが、彼のいない所というと、口の端にのぼった...
吉川英治 「新書太閤記」
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