「偽る」の意味
本当でないことを本当のように見せる
小説での「偽る」の使い方
...自己を偽ることを何とも思はん様になツて居る...
石川啄木 「漂泊」
...彼は偽る人を善く知り給う...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...月丸へ偽ることはできぬし...
直木三十五 「南国太平記」
...清浄純潔なる少女の魂を地獄に有りと偽るに至っては...
浜尾四郎 「死者の権利」
...今日では隠し偽ることができる...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...新生涯にはいる第一歩に神を偽るなんて途方もないことです」「神様はほんとうにどんな罪でも懺悔をすれば許して下さるでしょうか?」「神を疑うことは...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...この婦人画家がどんなに自分を偽ることができない心をもっていたかを痛感する...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...我々は前にいった嘘を救おうとして我々みずからを偽る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...撰択(せんたく)において著者はついに彼自身を偽ることができない...
柳宗悦 「工藝の道」
...京の君を羽黒山のちごだと偽ると...
柳田国男 「雪国の春」
...一軍の統帥たる身が死んだと偽ることは...
山本周五郎 「新潮記」
...これ以上ひとを偽るのもいやだし...
山本周五郎 「契りきぬ」
...偽るにしても攘夷倒幕を口にするほどですから...
山本周五郎 「日本婦道記」
...その補助機関が如何に誤魔化そうとしても鼻の表現ばかりは偽る事が出来ないものであるという事は...
夢野久作 「鼻の表現」
...▼しかし鼻の表現だけは偽る事も誤魔化す事も出来ない...
夢野久作 「鼻の表現」
...口をもってわざと主君の周囲を偽ることもあり得る...
吉川英治 「上杉謙信」
...なぜ自分を偽るかと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...しかも土には四季の花を見て――)かれは幸福感を偽るひとではない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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