...美味しいものが大好きな健啖家の友達がいます...
...私は健啖家ではなく、食べることにあまり興味がありません...
...健啖家な人は、どんな食べ物でも美味しそうに食べるので、見ていて楽しいです...
...健啖家のために、新しいお店を探している人もいます...
...健啖家の友達との食事は、楽しい時間を過ごすことができます...
...彼はなかなかの健啖家(けんたんか)で...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...平生健啖(けんたん)であったのが俄(にわか)に食慾を減じ...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...私は年齢のわりに健啖の方であるから...
谷崎潤一郎 「客ぎらい」
...健啖(けんたん)思わず数碗(すうわん)を重(かさ)ねる...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...雑煮を健啖したる当時を想い出し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...二人の老人は非常に健啖(けんたん)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それでもやはりごく健啖(けんたん)です...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...老来ますます健啖で...
豊島与志雄 「立札」
...まして小兵(こひょう)ながら健啖(けんたん)な米友が...
中里介山 「大菩薩峠」
...舌肉の分量は小指の半(なか)ばにも足らぬ程故健啖(けんたん)なる大兄の胃嚢(いぶくろ)を充(み)たす為には……」うそをつけと主人は打ち遣(や)ったようにいう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...日頃健啖なのに、下の女の児は一杯食つた切りで、「御馳走様」と云つて、サッサと寝床にもぐり込んだ...
葉山嘉樹 「氷雨」
...健啖で、味噌汁好きの金五郎は、毎朝、四杯は平らげるのが常だった...
火野葦平 「花と龍」
...ところで御承知おき願はねばならぬことは、この祖父といふのがまた、至つて健啖家で、何かにのきらひなく、むしやむしや頬張る機会を逃す人ではなかつたことぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...それこそほんたうに健やかな健啖家となつた貴女が私の拵へたキモノを着て初秋の微風のやうに……などと...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...うちの健啖之助は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...床褥(しやうじよく)の上に在て茶菓を健啖し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...紅葉と目こすりなます普茶料理に見せた健啖紅葉山人の逸話は...
山本笑月 「明治世相百話」
...信長はまた健啖(けんたん)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
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