...書を讀むとは自ら生きることを停止することを意味するならば...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一散に走り 又 一散に走り 又 一散に走り 又 一散に走る ヒトは 一散に走る ことらを停止する...
李箱 「且8氏の出発」
...農商務大臣がその営業を停止することが出来るということを明記してあるにかかわらず...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その結果も見ずに突然鉱業を停止するわけにはいかぬ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...政府は此公益に大害ある鑛業を停止する事を爲さず...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...鑛毒はあるに相違ないけれども未だ鑛業を停止するだけの程度に至らぬから...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...もう停止するところを知らず...
豊島与志雄 「録音集」
...これは其學派の發生した時より其發展の停止する時まで絶えず行はれてゐたものである...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...しかしある国の資本が、蓄積の継続的進行と可耕地の消尽とによって、停止する時には、それまで久しい間資本の利潤も労働の労賃も漸次減少してきており、ついに両者は資本の増加に対するより以上の刺戟も増加し行く人口のより以上の生活資料も与え得ないほど、低くなっているに違いないのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...収入はたちどころに停止するであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...モー一層社会が進歩したら恋愛を説く者尽(ことごと)く風俗壊乱(かいらん)と認めて発行を停止するに至るだろう...
村井弦斎 「食道楽」
...この間は三八の休課を停止する...
森鴎外 「渋江抽斎」
...我々の手足の運動までも停止する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...究極にとどいたもののようには停止することがなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...したがってその美もまた停止すること...
柳宗悦 「工藝の道」
...忽(たちま)ち一切の研究が停止するんだから大したもんだろう...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...機関銃の音響が停止すると...
横光利一 「上海」
...昼夜交代で一刻といえ工事の停止することなき数万の人夫と諸職の工匠(こうしょう)が...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索