例文・使い方一覧でみる「停る」の意味


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...塔の頂上をしめている大実験室の扉の前に立ち停ると...   塔の頂上をしめている大実験室の扉の前に立ち停るとの読み方
海野十三 「宇宙女囚第一号」

...やがて例の大型のガス・タンクのようなものの上に停る...   やがて例の大型のガス・タンクのようなものの上に停るの読み方
海野十三 「ふしぎ国探検」

...停るのを待ち兼ねて...   停るのを待ち兼ねての読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」

...然らざれば二時三十分に到りて停る事あるべし...   然らざれば二時三十分に到りて停る事あるべしの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...まもなく汽車の停る音がして...   まもなく汽車の停る音がしての読み方
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」

...お爺さんの頬杖ついてゐる机の端にちよんと停る...   お爺さんの頬杖ついてゐる机の端にちよんと停るの読み方
太宰治 「お伽草紙」

...そのうちに後の列車が来て停る...   そのうちに後の列車が来て停るの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...お庄もまた立ち停るようにしては尾いて行った...   お庄もまた立ち停るようにしては尾いて行ったの読み方
徳田秋声 「足迹」

...列車が停るたび、片栗粉のやうにギシギシした雪を踏んで、ぶらぶら歩くのですか、皆毛皮裏(ツユウパア)の外套を着込んで、足にはラシャ地で製つた長靴をはいてゐます...   列車が停るたび、片栗粉のやうにギシギシした雪を踏んで、ぶらぶら歩くのですか、皆毛皮裏の外套を着込んで、足にはラシャ地で製つた長靴をはいてゐますの読み方
林芙美子 「シベリヤの三等列車」

...その汽車の踏切から少し離れたR駅に停る...   その汽車の踏切から少し離れたR駅に停るの読み方
原民喜 「小さな村」

...祖父は立ち停ると...   祖父は立ち停るとの読み方
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」

...そこへ立ち停るより仕方がなかった...   そこへ立ち停るより仕方がなかったの読み方
北條民雄 「いのちの初夜」

...チヨイと停めてくれ」馬車停る...   チヨイと停めてくれ」馬車停るの読み方
三好十郎 「おスミの持参金」

...馬に)こうら!(馬と馬車が停る)壮六 (馭者台から飛びおりて)直ぐでやすから...   馬に)こうら!壮六 直ぐでやすからの読み方
三好十郎 「樹氷」

...「さあ、――聞いたようにも思うが」「おそのっていうおかみさんがいたって」と云って、静かにおりうは振り向いた、「――お師匠さん、知ってらっしゃるんでしょう」蝶太夫はあいまいに頷いた、「そう云えば、ひところごひいきになったことがあるようだけれど」「うそ仰しゃい」とおりうが云った、「あたしすっかり聞きましたよ」七「聞いたって、なにを」「その人をうまくたらして、三年の余も逢い続けていたって」おりうは溶けるような眼で彼を見た、「その人には病身の良人(おっと)があったけれど、お師匠さんにのぼせあがって、良人の面倒もみず、夢中になって逢曳きを続けていたんですって」「ちょっと、ちょっと待った」彼は手をあげて遮(さえぎ)った、「そんないったいそんなことを誰から聞いたんです」「名がわかれば云いぬけができると思うんですか」「私は芸人です」と彼は坐り直した、「芸人にごひいきは付き物だし、ごひいきなしに芸人は勤まるものじゃあありません」「むさし屋の人もごひいきだけだったの」「少なくとも、おりうさんを知るまえのことです」「そう固くならないで」おりうは微笑し、膝ですり寄って燗徳利を取った、「お酌をしましょう、あら、手が震えてるじゃないのお師匠さん、あたしやきもちをやいてるんじゃないのよ、ただ本当のことが知りたかっただけ」「本当のことを云いましょう」「そんなに固くならないで」とおりうはまた微笑した、「どうぞもう一つ」「おりうさんは」盃(さかずき)を下に置いて彼は屹(きっ)となった、「私の云うことを信用してくれないんですか」「作り話を信用しろって云うの」「むさし屋のごしんぞさんとは、慥かに逢っていました」彼は証言するように云った、「けれどもそれは愛情でもなんでもありゃあしない、ごひいきと芸人のつきあいというだけなんです、貴女だっておよそ察しているだろうけれど、芸人はごひいきのうしろ楯(だて)と、引立てがなければやってはゆけません」おりうはながし眼をくれた、「あら、そうかしら」「派手なしょうばいだから金が要ります、恥ずかしいことを云うようだが、着る物や身に付ける物、なかまのつきあいもあるし、芝居へ出るにしたって表方、裏方、道具方なんぞにつけ届けをしなければならない、たとえば」彼はもの悲しげに云った、「そのつけ届けが足りなかったばかりに、出語り山台が崩れて、けがをした太夫もいるくらいです」「それでむさし屋のおかみさんなんぞも、お金だけがめあてで逢っていたのね」「もちろんですよ」彼は唾をのんだ、「貴女は御存じないだろうけれど、あの女はたいへんな浮気者で、私のほかに男が幾人いたか知れやあしません、尤(もっと)も、――御亭主という人が癆(ろうがい)病みで、陰気な、味もそっけもない人だっていうことだから」「注ぎましょう」おりうは徳利を取った、「飲みながらお話しなさいな」蝶太夫は盃を持った、「ほかに話すことなんかありゃしません、むさし屋の御亭主は血を吐きながら、ごしんぞといっしょに自火で焼け死んだそうだが、金のあるに任せて勝手なことばかりしたから、罰(ばち)が当ったようなもんでしょう」「もっとお重ねなさいな」「因果というものはあるもんだ」蝶太夫は飲みながら続けた、「あのごしんぞをあんな浮気者にしたのも、御亭主の罪でしょう、どっちもどっち、結局お互いの罪でお互いが罰に当った、あの二人が夫婦になったのが、そもそも因果というもんでしょうさ」「それで、――」とおりうが云った、「お師匠さんには罰は当らないのね」「私に罰が」と彼はおりうを見た、「どうして私に罰が当るんです」「いいわよ、めしあがれ」おりうは酌をしてやった、「あとをつけましょうね」そしておりうが立ちあがったとき、廊下の向うから暴(あら)あらしい足音が近づいて来、襖の外で停ると、「こちらに岸沢の師匠はいますか」と声をかけた...   「さあ、――聞いたようにも思うが」「おそのっていうおかみさんがいたって」と云って、静かにおりうは振り向いた、「――お師匠さん、知ってらっしゃるんでしょう」蝶太夫はあいまいに頷いた、「そう云えば、ひところごひいきになったことがあるようだけれど」「うそ仰しゃい」とおりうが云った、「あたしすっかり聞きましたよ」七「聞いたって、なにを」「その人をうまくたらして、三年の余も逢い続けていたって」おりうは溶けるような眼で彼を見た、「その人には病身の良人があったけれど、お師匠さんにのぼせあがって、良人の面倒もみず、夢中になって逢曳きを続けていたんですって」「ちょっと、ちょっと待った」彼は手をあげて遮った、「そんないったいそんなことを誰から聞いたんです」「名がわかれば云いぬけができると思うんですか」「私は芸人です」と彼は坐り直した、「芸人にごひいきは付き物だし、ごひいきなしに芸人は勤まるものじゃあありません」「むさし屋の人もごひいきだけだったの」「少なくとも、おりうさんを知るまえのことです」「そう固くならないで」おりうは微笑し、膝ですり寄って燗徳利を取った、「お酌をしましょう、あら、手が震えてるじゃないのお師匠さん、あたしやきもちをやいてるんじゃないのよ、ただ本当のことが知りたかっただけ」「本当のことを云いましょう」「そんなに固くならないで」とおりうはまた微笑した、「どうぞもう一つ」「おりうさんは」盃を下に置いて彼は屹となった、「私の云うことを信用してくれないんですか」「作り話を信用しろって云うの」「むさし屋のごしんぞさんとは、慥かに逢っていました」彼は証言するように云った、「けれどもそれは愛情でもなんでもありゃあしない、ごひいきと芸人のつきあいというだけなんです、貴女だっておよそ察しているだろうけれど、芸人はごひいきのうしろ楯と、引立てがなければやってはゆけません」おりうはながし眼をくれた、「あら、そうかしら」「派手なしょうばいだから金が要ります、恥ずかしいことを云うようだが、着る物や身に付ける物、なかまのつきあいもあるし、芝居へ出るにしたって表方、裏方、道具方なんぞにつけ届けをしなければならない、たとえば」彼はもの悲しげに云った、「そのつけ届けが足りなかったばかりに、出語り山台が崩れて、けがをした太夫もいるくらいです」「それでむさし屋のおかみさんなんぞも、お金だけがめあてで逢っていたのね」「もちろんですよ」彼は唾をのんだ、「貴女は御存じないだろうけれど、あの女はたいへんな浮気者で、私のほかに男が幾人いたか知れやあしません、尤も、――御亭主という人が癆病みで、陰気な、味もそっけもない人だっていうことだから」「注ぎましょう」おりうは徳利を取った、「飲みながらお話しなさいな」蝶太夫は盃を持った、「ほかに話すことなんかありゃしません、むさし屋の御亭主は血を吐きながら、ごしんぞといっしょに自火で焼け死んだそうだが、金のあるに任せて勝手なことばかりしたから、罰が当ったようなもんでしょう」「もっとお重ねなさいな」「因果というものはあるもんだ」蝶太夫は飲みながら続けた、「あのごしんぞをあんな浮気者にしたのも、御亭主の罪でしょう、どっちもどっち、結局お互いの罪でお互いが罰に当った、あの二人が夫婦になったのが、そもそも因果というもんでしょうさ」「それで、――」とおりうが云った、「お師匠さんには罰は当らないのね」「私に罰が」と彼はおりうを見た、「どうして私に罰が当るんです」「いいわよ、めしあがれ」おりうは酌をしてやった、「あとをつけましょうね」そしておりうが立ちあがったとき、廊下の向うから暴あらしい足音が近づいて来、襖の外で停ると、「こちらに岸沢の師匠はいますか」と声をかけたの読み方
山本周五郎 「五瓣の椿」

...頭部を上にして停ると...   頭部を上にして停るとの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...が、立ち停るとまた、「ほんたうか、」と訊いた...   が、立ち停るとまた、「ほんたうか、」と訊いたの読み方
横光利一 「悲しめる顔」

...俄(にわか)に買気(かいけ)が停ると...   俄に買気が停るとの読み方
横光利一 「上海」

「停る」の読みかた

「停る」の書き方・書き順

いろんなフォントで「停る」

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「停る」の英語の意味


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