...人間のごとく偏頗(へんぱ)の私心あるものではありませぬから...
井上円了 「おばけの正体」
...偏見と不徹底とがあるのを發見したこと...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...眉山が沈鬱となって偏哲学に耽(ふけ)った富坂時代には時々死を考えた事があったそうだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...ここにもわれわれは陸羽の道教象徴主義に対する偏好を認める...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...もう一つは、史料以外の何らかの知識によってそれを補うことであるが、その知識が正確なものまたそのことに適切なものである場合はよいとしても、もしそこに何らかの既定概念や、偏見や、特殊の学派的教説や、そういうものの介入するようなことがあり、そのために正確でなくまたそのことに適切でない知識をはたらかせるようになるならば、そこから多くの過誤が生じよう...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...あれは少し偏頗(へんぱ)な僻論(へきろん)であると私には思われた...
寺田寅彦 「自由画稿」
...これは偏(ひとえ)に鰥居(かんきょ)の賜(たまもの)だといわなければならない...
永井荷風 「西瓜」
...偏奇館漫録の草稾を春陽堂に郵送す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...又た自分も一種の偏窟な人間であるのを...
新渡戸稻造 「教育の目的」
...ヨアヒムの偏見であろうと思う...
野村胡堂 「楽聖物語」
...一部の読者には偏愛されるかわり...
平林初之輔 「乱歩氏の諸作」
...全く攘夷一偏の世の中となった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...もし写実に偏すれば平凡に陥りやすく奇闢(きへき)なりがたし...
正岡子規 「俳諧大要」
...この問題に関するそのいつもながらの偏見をもって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現代哲學のうちに何等かの仕方で共通に現はれてゐるこのやうな「認識論的偏見」は...
三木清 「歴史哲學」
...そして少少偏屈であつたが...
室生犀星 「故郷を辞す」
...またこれに携わった者が偏土をあるいていたことを意味するかもしれぬ...
柳田国男 「雪国の春」
...争闘は我の偏狭を脱して人性進化のために愛の光の内に行われる...
和辻哲郎 「自己の肯定と否定と」
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