...偉大なる殿堂の存在(ザイン)を仰げよ偉大なる殿堂の旗幟(はた)を仰げよ偉大なる殿堂の紋章を読めよ偉大なる殿堂の齢(よはひ)を数へよ偉大なる殿堂の広※(ひだ)を撫(ぶ)せよ偉大なる殿堂の向後を問へよ偉大なる殿堂の内陣(ネーヴ)を覗(のぞ)けよ...
上里春生 「傾ける殿堂」
...されど吾れはさらに偉大なり...
海野十三 「軍用鮫」
...ついには偉大な狩猟家にしたて...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...「ローラさん」とアンガスは偉大な赤い頭を店の中へ突込んでいった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「見えざる人」
...そうかと云って本当に偉大なものが全くの借り物であるという事もありようはない...
寺田寅彦 「浅草紙」
...この偉大な巡礼の旅に最後までついていくことにした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...しかし彼がけっして偉大な人物でないことは...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...偉大なものは少しも見えないので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...偉大なる天才の手に委ねられて...
豊島与志雄 「情意の干満」
...三四郎は「偉大なる暗闇」が気にかかるので...
夏目漱石 「三四郎」
...ところが「偉大なる暗闇(くらやみ)」その他すべて広田先生に関する与次郎の所為(しょい)は...
夏目漱石 「三四郎」
...――いったいあの男のほうが偉大なのであろうか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...ペルシアだけでなく詩人としては古今を通じて偉大なものの一人であったというのは...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...日本文学史上における偉大な業績である...
三木清 「読書遍歴」
...あの偉大な詩人ルクレティウスがいくら哲学しても気張っても駄目である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...プラトンという偉大な霊魂を(と言ってもそれはただ人間的に偉大であったと言うだけの話だが)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らの偉大な行為こそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...偉大な彫刻の時代には...
柳宗悦 「民藝四十年」
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