...彼は偉丈夫のように振る舞っている...
...女性でも偉丈夫に挑戦することができる...
...彼女は真の偉丈夫だと思う...
...その努力は偉丈夫そのものだ...
...好き勝手なことを言われると、彼は偉丈夫面をする...
...制服の偉丈夫なら巡査にきまってるから――...
谷譲次 「踊る地平線」
...背の高い偉丈夫で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...骨骼(こっかく)の逞(たくま)しい巨眼(きょがん)赭髯(しゃぜん)の中年の偉丈夫(いじょうふ)である...
中島敦 「李陵」
...顴骨稜々とした偉丈夫で...
野村胡堂 「江戸の火術」
...実に堂々たる偉丈夫だ...
羽志主水 「監獄部屋」
...すると壇上の椅子に居た次席の偉丈夫山本さんが突立上って...
羽志主水 「監獄部屋」
...眼の鋭い堂々たる偉丈夫だった...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...拳闘選手でゝもあるかのやうな素晴らしい偉丈夫であつた...
牧野信一 「交遊秘話」
...今度はモーゼのやうな姿の老偉丈夫が...
牧野信一 「山彦の街」
...私の目に移つた人は骨格の逞しい偉丈夫である...
森林太郎 「長谷川辰之助」
...拙者は久木直二郎」眉の太い偉丈夫がそう答え...
山本周五郎 「新潮記」
...声も年頃も、劉備と幾つも違うまいと思われたが、偉丈夫は、髪から腮(あご)まで、隙間もないように艶々しい髯をたくわえていた...
吉川英治 「三国志」
...「あの虹橋(こうきょう)の辺はどうだ」「よいでしょう」偉丈夫の指さすところは町はずれの楊柳の多い池のほとりだった...
吉川英治 「三国志」
...ははは」偉丈夫は...
吉川英治 「三国志」
...一個の偉丈夫が儼然と立っていて...
吉川英治 「三国志」
...期せずしてその偉丈夫にあつまった...
吉川英治 「三国志」
...さすがに音に聞えた偉丈夫(いじょうふ)とは見えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...四十がらみの偉丈夫である...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索